恋愛&結婚 「年下彼から手を出されない!」アラサー女子、深くなるコンプレックスと広がる距離感~その2~

新型コロナウイルスの影響で結婚する人が戦後最低レベルまで激減しているという。厚生労働省の人口動態統計(速報値)によると、2020年1~10月の婚姻数は約42万5000件で前年同期比13%減。とはいえ、コロナ禍でも婚活マーケットは盛況だという。

お話を伺った、佐野美緒さん(仮名・33歳・派遣社員)は、半年前にマッチングアプリで婚活を始めた。現在はそこで知り合った6歳年下の大学院生の男性と交際しているが、「相手が求めてこない」という悩みを抱えているという。

【これまでの経緯は前編で】

男性をその気にさせる教室に行くが……

彼の写真を見せていただくと、人が好さそうな、スッキリとした男性。理系の大学院で、建築系の専門技術を学んでおり、ゆくゆくは教授になりたい夢があるのだという。

「今まで、そんなインテリ系男性と付き合ったことがなかったので、ホントに夢のようなんです。でも、11月から4カ月間付き合ってきて、それなりにデートも重ねてきているのに、まったく男女の関係にならない。それまで、ぐいぐい押してくる男性とばかり出会ってきたので、彼がとても新鮮でした。最初は“私のことを大切にしてくれるんだ”と思っていたのですが、それが重なるうちに“私に魅力がないんだ”と不安になるように……。年明けからは“ホントにヤバいかもしれない”と、ネットで様々な情報を収集してみました」

彼は疲れているかもしれないから、マッサージをした流れでそういう雰囲気に持ち込むとか、家デートでお酒を飲むとか……。

「そういう雰囲気になりそうになっても“ちょっとやめよう”と言われてしまう。私のことが嫌いなのかと聞くと、そうではないという。いつまでも手を出してこないから不安になるんですよ。でも、それを伝えたくてもなかなか言葉にできない」

友達に相談したくても、自分に魅力がないことがわかってしまうようでつらくて聞けない。

「週末、私が一人暮らしをしている家によく泊まりに来るのですが、彼は私のベッドには入らず、床にマットを敷いてさっさと寝てしまいます。その寝顔が憎らしいまで思うようになりました」

あまりのつらさに、恋愛関係を深めるためのレッスンに通ったこともあるという。

「そこで習ったのは、実践的なテクニックと、彼の心の扱い方です。1回4万円もしたのに、全く役に立たなかったと言ってもいいかも」

具体的には、「不安になって焦るのではなく、彼とコミュニケーションをしていこう」とか「部屋をキレイにしてセクシーな香りと雰囲気を作ろう」などというもの。

「先生は、それなりの肩書の人だったので、イケるかと思ったらそんなことはなかった。“肌のふれあいは相手にとって気持ちいいんです”と言われても、おそらく彼はそれが苦手なんです。でも彼はそういう行為が全くダメな人なのかと思ったら、歴代の彼女はたくさんいるんです」

つまり、「私には魅力がない」そう思い込んでしまった結果……

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