恋愛&結婚 元カレの「コソ婚」、先輩たちの妊娠・出産!取り残されたアラサー女子に訪れた運命の出会い~その2~

新型コロナウイルスの影響で結婚する人が戦後最低レベルまで激減しているという。厚生労働省の人口動態統計(速報値)によると、2020年1~10月の婚姻数は約42万5000件で前年同期比13%減。とはいえ、コロナ禍でも婚活マーケットは盛況だという。

「結婚件数が減っているのは、ウソじゃないかと思う」と言う、井沢杏子さん(仮名・33歳・IT関連会社勤務)に話を伺いました。

【これまでの経緯は前編で】

「婚活は私のような“こじらせ女子”にとっては地獄でした」

周囲の“イケてる人”が続々と結婚し、出産している。それもコロナ過だったため知らないうちに……。

「ホント、気付けば結果だけを後から知ったという感じ(笑)。リモートワークだと噂も耳に入って来ませんからね。くどいようですけど、あれってホントにショックなんですよ。私、ちょっと病みましたもん」

しかし、明るい性格の杏子さんは、即座に前を向く。婚活を始めたのだ。

「コロナ禍で唯一よかったのは、リモートワークできる職場なら、女性が妊娠・出産を経てもずっと好きな仕事を続けていけることだと思います。それまでは、物理的、時間的に、妊娠したら第一線から一度外れて、数年後に再び復帰するというルートだったのに、コロナ禍以降はリモートワークが選択できるから、本人が希望すればずっと現場にいられます。

ある先輩は、ダンナさんの赴任先に同行していて、先月からニューヨークに住んでいるのですが、日本にいたときと変わらず、普通に仕事ができていますしね。私は今の仕事が好きなので、結婚・出産するなら今がチャンスだと思いまいた」

杏子さんはまず、マッチングアプリに登録。

「マッチした1人目の人は、デート中に“ちょっと仕事の電話をかけてくる”と言い、カフェを出て行って、そのまま帰ってきませんでした(笑)。私、2時間も待ったんですよ! 2人目は町田駅のもう少し先の駅の改札で待ち合わせ指定されました。私も“これもご縁だし”と律儀にそこまで行ったら、かなりいかついワンボックスカーに案内されて、これに乗ってくださいと言われました。

“ヤバイ”と思って、とっさに“すみません、今日、お腹の調子が悪くて無理です”と言い、断ってタクシー乗り場にたまたまいたタクシーで逃げました。追いかけてこなくてホッとしました。あれほどドキドキしたことはありません。もう映画の逃亡者気分でした(笑)」

マッチングアプリ運が悪いことを自覚し、結婚相談所のお試し会員となって、1人だけ紹介された。

「某ホテルで待っていたのは、“俺語り”の男性。延々と1時間、自分の話をしていて、しばらくするとその人の母親が来ました(笑)。“〇〇ちゃん、そんなに自分のことを話してはいけませんよ”と忠告したんです。ホントにそんなドラマみたいなことがあるんだと思いました。婚活は私にとっては地獄巡りでしたよ。婚活でびっくりする人に会った、という他人の話を聞くのは面白いですが、自分が当事者になるとかなりつら~い!!」

お見合い帰りに、人生初めてのナンパをされるが……

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