恋愛&結婚 「ほかに女いるよね!?」をことごとく否定され……1年半信じ続けた6歳下の二股男の言い訳〜その2〜

転勤をキッカケに、年下の同僚Aくんとの仲が急接近したナミさん。順調な遠距離恋愛がスタートしたかと思いきや、Aくんには色々と不可解な点が…。ルームシェア相手は彼女なのでは?と疑うも、「違う」というAくんの言葉を信じることに……。
これまでの経緯は前編

女性と住んでいる気配…

ナミさんの転勤先の地方で何度か週末を過ごしたふたり。その間にも、何度かAくんに怪しい電話がかかってきたそうです。

「時々、Aくんに電話がきていました。大体は席を外して私に聞こえない所で話していて、私も電話の内容に、聞き耳を立てるようなことはしませんでした。でも、時々声が聞こえてくることはあって、ずいぶん親しげに話しているなとは思いました。」

ナミさんが「誰?」と聞いたこともありましたが、Aくんは悪びれずに「ルームメイト。部屋で見つからないものがあったみたいで…」と答えていました。ルームメイトとAくんの親密さを感じつつも、深くは追求しなかったナミさん。

Aくんとの遠距離恋愛が始まってから半年ほど経ち、ルームメイトが実家に行っているとのことで、やっとナミさんはAくんのアパートに招待されます。ですが入ってみると、明らかに女性と住んでいる気配が……。

「明らかに女物が置いてあるし、女性と住んでいることはすぐに分かりました。『ルームメイトって女の子なの?』って聞きましたが、Aくんは何でもないことって感じで『そうだよ、大学の時の同期』と言っていました」

大したことではない風に答えられると、ナミさんはそれ以上深くは追求できなかったといいます。

Aくんの言葉を信じることに

Aくんは6歳も年下だったので、ナミさんは「今の若い子は、異性ともルームシェアするのかも知れない」と、自分の感覚が古いんだと思うように努力したそうです。ジェネレーションの違いとして受け入れようと思うナミさんですが、他にも気になるものが出てきます。

「ペアのマグカップがあったんです。いくらなんでも、付き合ってないのにお揃いはないですよね?『マグカップ、ペアなの?』って思わず聞きました。でも、『あ、それお土産にもらったんだ』って普通に返されて。疑う私の方が気にしすぎなのかなとも思いました」

Aくんのアパートにいると、嫌でも色々なものが目に入ってきます。洗濯物も一緒に洗っていたり、シャンプーなども共有している様子を見て、「付き合ってるみたいだね」と嫌味を言ってみたりもしたナミさん。ですがAくんは「というより、兄妹みたいな感じかな〜」とはぐらかします。もやもやしつつもナミさんは愛する男性の言葉を信じることに……。

ついに“ルームメイト”とバッティング!

付き合って1年半ほど経過したある時、Aくんの家に遊びに行ったところ、出張に出かける前の“ルームメイト”とバッティングします。ルームメイトはお世辞にも美人とは言えない女性だったそう。急いでいたようで、バタバタと出て行きますが、Aくんへの「じゃあ◯日に帰るから」というぶっきらぼうだけど親密な声のトーンと、「こんにちは」と言いつつも、明らかにナミさんを敵対視した視線から、ナミさんはルームメイトがAくんの彼女だとやっと理解します。

「堪らなくなって泣きながらAくんに問い詰めると『付き合ってる』とついに白状しました。4年以上同棲していることも判明しました。やっぱり私の勘は正しかったんです」

どうして隠していたのか、なんでこんなことをしたのかと問い詰めると、Aくんは「彼女とはもう家族のようなもので、恋愛感情は本当にないし、そういう行為もずっとしてない。憧れていたナミさんとの関係を壊したくなかった」と弁解してきたそう。家に招待してバレるかもと思ったけれど、ずっと家に呼ばないのも怪しまれると思い招待したとのこと。ナミさんはその日はホテルに泊まり、そのままAくんとは会わずに地方に帰ります。

「本当は、とっくに頭では分かっていたんです。女がいるって。気がつくチャンスは山ほどありました。でもAくんが好きだったし失いたくなかったから、現実を直視したくない自分弱さが、Aくんの言葉を信じさせたんです。『あれ?』って違和感を感じたら、それは追求しなきゃダメです。女の勘は、絶対に当たります」

何度も怪しいと思ったけれど、Aくんの言葉を信じたかったというナミさん。同じ会社のためそれ以降も会わなきゃいけない機会はあるものの、顔を見るのも嫌になり「今までされたことをバラして傷つけたい!」という気持ちにもなったそうです。ですが、それよりもこれ以上関わらずに、早くAくんを忘れて前に進むことを選びました。しばらく男性不信になったナミさんでしたが、今は新しい恋人と良い関係を築いています。

痛い失恋で男性不信に陥る女性は少なくない。

取材・文/まなたろう