恋愛&結婚 オシドリ夫婦7年目の離婚。ゆっくりと着実に関係を冷え切らせた原因とは?〜その1〜

ロマンチックなプロポーズをされるけれど……

その後もふたりは順調な交際を続け、マキさんが25歳の時にBくんからプロポーズされます。プロポーズはオシャレなレストランでランチの後に、お花の指輪をマキさんの指にはめて、「これに代わるものを今から買いに行こう」というロマンチックなもの。喜んでプロポーズを受けたものの、マキさんの心は冷静そのものだったといいます。

「元々Bくんから結婚の話も出ていたし、ちょうどまわりでもチラホラ結婚する友人も出てきていて、私たちもそろそろかなと思っていたので、驚いたりはしなかったです。もちろん、Bくんの気持ちはとても嬉しかったし、応えたいと思いました」

マキさんは元々、「結婚したい!」と熱望していた訳ではなかったとのこと。ですが、Bくんとなら理想的な夫婦になれるだろうと思っていたそうです。

結婚式準備の負担からマリッジブルーにも

マキさんは籍を入れるだけにしたかったのですが、お互いの家族に強く勧められ、しっかりと結婚式を挙げることに。結婚式までの道のりは、楽しいことよりストレスやプレッシャーが多かったといいます。

「Bくんと一緒に式場探しはしましたが『マキが好きなのにしよう』という感じで、決めるのは全部私でした。決めなきゃいけないことがとても多くて、疲れました」

結婚式を心待ちにしたり、式で嬉しくて泣いたりする新婦さんも珍しくはありません。ですが、マキさんの心情は全くそういうものではなかったそうです。

「元々結婚を望んでいた訳ではないし、結婚式も挙げたいと思っていなかったせいか、その日が近づくに連れて、憂鬱にもなりました。いわゆるマリッジブルーですね」

結婚式を挙げたものの「一刻も早く終わって欲しい」

地方出身のマキさんは、地元の友達や家族がわざわざ東京に集まってくれることも「交通費もかかるのに申し訳ない…」とありがたさよりも申し訳なさを強く感じたそうです。式の最中も、感極まって涙ぐむ新郎をよそに「一刻も早く終わって欲しい」としか思わなかったと言うマキさん。ふたりの間には温度差がありました。

「考え過ぎかも知れませんが、なんだか自分たちが『見せもの』になっているような感覚があったんです。『こういう人と結婚するのか〜、こういう人と友達なのか〜』って色んな人に値踏みされてる……みたいな気持ちになって。こんなに華やかに、お金をかけてみんなに見せびらかして、万が一上手くいかなかったらどうするの?という不安にも駆られました」

マキさんは、まわりの結婚した友人たちが、SNSに「人生で1番幸せな日でした!」というようなコメントを載せているのを見て「それ、本当に本心?」と疑いたくなってしまったそう。そのくらい、マキさんにとっては、プレッシャーと不安の結婚式だったのです。

ロマンチックなプロポーズは女性が憧れるものですが…。

マキさんの感じた不安の芽は、徐々にその姿を現します。
〜その2〜に続きます。

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