恋愛&結婚 結婚すると約束をした30歳の誕生日前に突然、5年交際したエリート彼が行方不明に~その2~

2020年10月8日、経団連は少子化対策の推進に向けた緊急提言を発表。その背景には、新型コロナ感染拡大で婚姻数が減少していることがある。

2020年の婚姻件数は約53万8000件と前年から12.7%減少したことが話題に。それでも、「結婚したい」と考えている人は多く、婚活ビジネスは盛況だ。

今回は、松浦純さん(仮名・31歳・IT関連会社勤務)に婚活についてお話を伺った。純さんは25歳から婚活を始め、限定された結婚相談所にも入会。その後マッチングアプリで運命と思える彼と出会い、順風満帆な生活を過ごして5年間も交際。ところが……。

【これまでの経緯は前編で】

彼はすぐに自分の両親に紹介してくれた

マッチングアプリで出会った彼との待ち合わせ場所は、彼の母校の正門前だった。

「不思議な人だな……と思ったんですが、まあドヤれる大学だし、いろいろ思い出トークをするんだろうと思いながら、待ち合わせ場所に行きました。すると、アプリの写真以上にカッコいい男性がいたんです」

彼も純さんに対してステキな人だと感じてくれたという。

「初めて会ったときにお互いに“あ、この人だ”と思ったんです。その日は散歩をしたり、映画を観たり、ご飯を食べたりして8時間以上デートして、ちっとも飽きなかった。翌週、彼から誘いが来て、“正式に付き合いましょう”と言われ、私はこれで結婚できると思いました。私は、母が私を産んだ27歳のときに、同じように子供を産むのが目標だったのです」

その翌週のデートで、彼はもう両親に純さんを紹介。

「2回しか会っていないのに、いきなり紹介。都心なのに庭付きの凄い家で“勝った!!!!”と思いました。お互いに実家住まいなので、家を行き来したり、両親に紹介したりしていましたが、そうこうしているうちに2年が経過しました」

27歳で子供を産むつもりだったのに、まだ結婚さえもできていない。

「ハッキリと“結婚しよう”と言ったのに、“まだ決められない”などとグズグズしたり。一度、“結婚しないならもう別れよう”と言ったら、“それは嫌だ”と追いかけてきました。私も彼以上のスペックの人はいないと思っていたので、元サヤに納まりました。そんなことを繰り返しているうちに、あっという間に5年が経っていたんです」

彼ママは純さんのことを気に入り、一緒に旅行もしたという。

「彼ママと2人で、金沢や京都に行きました。また、彼の両親が持っているハワイの別荘にも招待されました。彼ママは料理が上手で、とても楽しい日々でした。あそこで結婚していればよかった……」

親からも彼が入籍するように仕向けてもらおうと思ったものの、そこは踏み込んでくれなかったという。

「息子に任せている、という態度を貫かれました。今思うと、“なんでこの程度の女と結婚?”と思っていたかもしれないですね」

結婚のプレッシャーをかけすぎたのかもしれない

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