恋愛&結婚 結婚願望のある男性と、一歩進もうとすると断られ……いつもフラれるお嬢様の落胆~その1~

2020年10月8日、経団連は少子化対策の推進に向けた緊急提言を発表。その背景には、新型コロナ感染拡大で婚姻数が減少していることがある。

2020年の婚姻件数は約53万8000件と前年から12.7%減少したことが話題に。それでも、「結婚したい」と考えている人は多く、婚活ビジネスは盛況だ。

今回は鈴木佳代子さん(仮名・27歳・派遣社員)にお話を伺った。佳代子さんは黒髪が清楚な印象の美人だ。

国内有数の「花嫁学校」を卒業

佳代子さんは、最近、半年間交際していたゼネコン勤務の男性 (30歳) にフラれた。

「結婚願望がある男性とお付き合いしたいと、さまざまな方面に両親が働きかけてくれました。そこで知り合ったのが彼ですが、“一緒に人生を歩むのはあなたではないかもしれない”とお別れされてしまいました」

品がいいベージュのブラウスにピンクのガウチョパンツを合わせ、スリムなのに健やかな体型をしている佳代子さんは、男性にモテそうなタイプ。

「男性からは声はかかります。第二新卒からずっと、企業の受付業務をさせていただいているのですが、私はずっと役員フロアの担当をさせていただいており、お給料もグランドフロアの方よりもいただいています。それでいて、そこまで忙しくないので、“こんなにいただいていいのかな……”と思っています」

佳代子さんの両親は海外でビジネスをしており、10歳年上の兄は海外で医療関連の会社を経営している。8歳年上の姉は、医師だ。年齢が離れて生まれた妹・佳代子さんを親はもちろん2人のきょうだいはかわいがった。

「両親は不在がちでしたがさみしくありませんでした。父の強い勧めで小学校は公立だったのですが、中学校からは姉がすすめる中高大一貫の女子校に進学。子供の福祉について学び、就職は姉の反対を押し切ってあるNPO法人に決めたのですが、ここがとてもブラック系で……、1週間もしないうちに行けなくなってしまったのです」

その後は、兄のすすめで、受付業務に強い派遣会社に登録。9時から18時の勤務をしつつ、フィニッシングスクール(花嫁学校)に通うようになった。

「ここで学んだのは、会話、教養、マナー、礼儀作法、コミュニケーション、メイク、ファッションなどです。ゴルフやテニスも学びました。幼いころから英会話も続けています」

令和時代に生きる、理想的な「昭和のお嬢様」だが……

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