恋愛&結婚 結婚願望のある男性と、一歩進もうとすると断られ……いつもフラれるお嬢様の落胆~その2~

2020年10月8日、経団連は少子化対策の推進に向けた緊急提言を発表。その背景には、新型コロナ感染拡大で婚姻数が減少していることがある。

2020年の婚姻件数は約53万8000件と前年から12.7%減少したことが話題に。それでも、「結婚したい」と考えている人は多く、婚活ビジネスは盛況だ。

今回は鈴木佳代子さん(仮名・27歳・派遣社員)にお話を伺った。佳代子さんは黒髪が清楚な美人だが、23歳から婚活しているのに縁談が全くまとまらないのだという。

【これまでの経緯は前編で】

不倫したまま婚活も……

佳代子さんは、聡明で美人、芯が強く、話していて気持ちがいい女性だ。

「話していて気持ちがいい、とはよく言われることがあります。それと同時に、話が続かないとも言われます……。共通の話題がないことをよく指摘されるんですけど、私は人のお話を聞く方が好きなんですよね。派遣されている会社の役員の皆様も、私にいろんなことを話していかれます。守秘義務にも関わるので内容はお教えできないのですが、お孫さんやご家族、若き日に通った定食屋さんの話などを最近伺い、興味深く拝聴しました」

彼女は確かに、かなり年上の男性にかわいがられ、モテそうなタイプ。

「今まで縁談が進んだ方の中には、私が不倫をしているのではないかと疑っていた方もいました。役員の方と不倫をしたことは一切ありません。役員のところに来る方のなかには、こっそりと私に連絡先をくれる人もいますが、そういった方にお返事をしたこともありません」

本当に不倫をしたことがないのかと何度か聞いてみると「独身だと思っていたのですが、だまされたことはあります」と言い、ある人と恋愛関係になっていたこと語り始めた。

「相手は関連会社の社長で、私よりも25歳年上で、交際は3年でした。当時は奥様と別居中だったのですが、離婚したと言っておられて、しつこく誘われているうちに、強引に恋愛関係になりました」

あるとき、レストランで食事をしていると、見知らぬ男性が来た。「カミさん元気? ところでその女性は? 」と声をかけてきた。彼は慌てて「この女性は部下だ」と紹介。その男性の話によると、彼の妻はエンジニアで、先進的な技術の第一人者だという。

「彼と結婚したくて、その話をするとはぐらかされていたのでおかしいと思っていたらまさかの妻帯者でした。私は彼と結婚したくて、いろんなことを我慢してきたんです。傷つくことがあっても、黙って受け入れてきました」

佳代子さんが別れようとすると追ってくる、そして彼が佳代子さんのところから去ろうとすると追いかけるという、泥沼の関係がしばらく続いていた。

「結局、佳代子と話していても、つまらない」と言われてしまう

1 2