恋愛&結婚 脱・LINE待ち人生!アラサー女子が運転免許取得をきっかけに年下エリート男子と結婚【後編】

かつてはあらゆる男性に媚びていたが、免許を取ってからは媚びなくなった

夫は奈津江さんの初対面の様子を「すごく自信がありげなキャリアウーマンが、わナンバーの小型車から出てきて、ケンカを売ってきた」と言っていたそう。

「今でも夫はその時のことを思い出して笑っているんです。目を見て話すことで、ケンカを売られたと思ったんだそう。その後、夫と友人をつれて、都内をドライブして、解散しようとしたら、夫は自分も運転してみたいといって。カーシェアは契約者本人しか運転できないと断ると、その翌週に自分も契約して私にLINEをしてきたんです」

しかし、夫は壊滅的に運転が下手だった。どうしても車庫入れができず、奈津江さんがサポート。

「無口だし、つまらないところもあるけれどなんだか居心地がよかったんです。ドライブ中に職業を聞くと、公務員だと。私より年下だし、地味めだし、恋愛はさすがにないかなと思っていたら、その後も誘いが来るようになりました。私に車庫入れを任せ、安心して運転の練習をしたいという魂胆が見えたので(笑)、ムカついて2回に1回は断っていました。でもふと、それは昔の私だと気が付いたんです。男性にすべてを決めさせて“楽しませてもらって、当然”と思っていたころの自分です」

その気持ちをストレートに彼に伝えると、「単にあなたに会いたかったんです。付き合ってください」と言ってきたそう。

「え~! って思いました。名門大学卒の官僚ということも知って、びっくりしました。でも、不思議と居心地がいいので、一緒にいるうちに交際半年の今年の春、入籍しました。彼は20代ですが、結婚願望が強かったんです。意外と女性経験も多かったようなのに、うまくいかず振ってばかりいたんだそうです。結婚生活は順調に始まり、ケンカしながらもうまくやっています。あれだけ依存的で、一生結婚できないと思っていた私に、こんな未来があるとは思いませんでした。それが、相手の目を見て話すことと、言葉使いに気を付けること、姿勢を正すことだけ。それが運転免許取得につながり、今があると思っています」

今、奈津江さんは妊娠しており、正社員登用試験は現在のところ受けるつもりはないという。

「ただ、働き続けてほしいと言われているので、産休と育休を取る予定です。資格が人生を変えると思ったので、今は宅地建物取引主任者の勉強を始めています。ささいなことから人生って変わるんですよね。コロナ禍がなかったら、あのセミナーを受けてなかったら、今も私は徹夜でLINE待ちをしていたと思います」

絶対にやらないし、デキないと思っていたことに挑戦し、マインドが変わった。
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