恋愛&結婚 婚活連戦連敗アラサー女子が実践した「いじわる体質改善」【後編】

「虚勢を張っているのにオドオドしているから、見ていてムカつく」

優子さんは「お金を払ってでも教えて欲しい」と食い下がった。彼女は「あなたのいじわる体質を改善してあげるんだから、1回1万円ならいいよ」と言ってきたそう。彼女は優子さんとかかわりを持ちたくないので、あえてそう言ってきたという。が、頼むほうも必至。結局優子さんは食い下がり、彼女から月1回教えてもらえることになった。

「まず言われたのは、他人を舐めるなということ。私は恵まれた環境で育ったことを自負しており、無意識に他人を見下してしまうのです。それを指摘されました。改善方法は、人のいいところを探すこと。そんなことしたら相手に舐められるじゃない、と言ったんです。すると彼女は“いうことを聞かないなら教えない。そもそもそのマウンティングの感覚、ダサ”と吐き捨てました。それから1か月、人のいいところだけを探して、ホメるようにしたのです。そしたら職場の人間関係が驚くほど向上しました」

その翌月に言われたのは、本音と建前の使い分けをしないこと。本心を隠さず相手に伝えること。

「いい人だと思われたい、デキる女だと思われたいというのが、傲慢だと指摘されました。自分を大きく見せるから苦しくなる。楽をしようとするから後で大変になる。等身大で生きろと。これは難しかったですね。自分をショーアップするクセがついていたので指摘されると抜けない。できているようでできていないんです。これを実践してみたら、自分が立場の上の人に対しては丁重に応対し、後輩に対してはぞんざいに扱っていることに気づきました。なんだかとても恥ずかしくなりましたね」

他には、自虐をするな、他人と比べるななどがあった。

「中でも、他人の目を見て話せというのが大変だったけれど、最も効果があったと思います。目を見て話すのが苦しくて、彼女に相談のLINEをすると“それはあなたが嘘をついているから”と返ってきました。確かに目を見て話すことを実践するうちに、周囲の態度が変わってきたんです」

彼女のメソッドを実践し、半年たったところで、職場の先輩だった今の夫に食事に誘われ、とんとん拍子に結婚。

「決定的な欠点って、自分では絶対に気が付かないし、周囲の人に聞いても教えてくれません。心当たりがある人は、親しい人にアドバイスを頼むといいかも。いじわる体質を改善すると、恋愛だけでなく仕事もうまく回るようになるんですね」

スペックは無関係。自分の幸せのために結婚相手を選ぶことが難しい。
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