恋愛&結婚 「彼氏を信じたいけど信じられない!」不安になる心理状態と対処法

彼氏を信じたいのに、疑ってしまう人の心の傾向とは

彼氏のことを信じたいのに疑ってしまい、不安を感じることは誰しもが一度は経験したことではないでしょうか。信じられない不安から、彼氏の行動を監視するために逐一メールを送ってしまったり、自分が知らない彼氏の時間を作らないためにずっと一緒にいたがったり。また、ダメだと思っていても、彼氏のスマホを勝手にチェックしてしまったり……。

このような行動をとってしまう方の心の傾向として考えられるポイントが2つあります。1つずつご紹介していきます。

疑ってしまう心の傾向、2つのポイント

1つ目は「拒否に対する感受性が高い」こと。「感受性」とは、その対象の印象や変化を感じ取る能力のことを指します。感受性が高いと、状況や人からの言動などによって心が動かされやすかったり、影響を受けやすくなります。感受性が高いということは、とても素直な人と受け取られたり、他人の気持ちを汲み取って寄り添うことができる優しい人といった印象を抱かれやすく、決して悪いことではありません。

問題は「拒否に対する感受性が高い」ということ。拒否に感受性が高いと、対象の相手(彼氏)が自分を拒否するのではないかと勝手に予想したり、彼氏の何気ない行動から自分は拒否されたと考えてしまい、過剰反応してしまいます。何気ない行動とは例えば、一度電話に出なかった、仕事が忙しいという理由でそっけなく扱われた、など、本当に些細なことでも拒否されたと思い込んでしまっている状態です。

もう1つは「自己肯定感が低い」ことです。自己肯定感とは、自分自身を認め尊重できる感覚のことを言います。これも「拒否に対する感受性が高い」ことと同様なのですが、自己好意定款が低いと起こった事柄を勝手にネガティブに予測変換してしまい、それが結果不安につながってしまいます。

彼氏を信じられないと不安になる人は、対象が彼氏に関わらず、上記のような心がマイナスに変換してしまうという心の傾向がある可能性があります。

まずは自分の心の傾向を知ること。

彼氏を信じたいのに、疑ってしまう原因3つ

次になぜ疑ってしまうのかという原因について考えてみましょう。

1.過去にトラウマがある

疑ってしまうのには、過去の恋愛がトラウマになっているという可能性があります。過去に浮気された、嘘をつかれていた過去があると、それが恋愛の流れとして自身の中でインプットされてしまっている状態です。

トラウマにより不安を感じてしまうのには「自動思考」が関係しています。「自動思考」とは、その人が持つ考えのクセのようなもので、例えばメールを送って返信がない場合に「忙しいのかな」や「まずい内容を送ってしまったのかも」と咄嗟に思うことが「自動思考」です。

恋愛でも過去になかなか会えない間に浮気されていたなどの経験から“会えない=浮気されている”、“連絡が取れない=浮気されている”と、事実を確認していないのにも関わらず、自動で心がそのように認識してしまっている状態になっているのです。

彼はただメールをしているだけだけでも気になる……。

2.自分が浮気相手だった過去がある

上記のトラウマとは逆のパターンとして、自身が浮気相手だった過去も今の恋が不安になる原因となります。これにも「自動思考」が働いていて、“浮気相手だった事実がある=男性は浮気する”というようにインプットされてしまっている場合があります。

また、浮気相手だった過去の自分を相手に「投影」している可能性もあります。「投影」とは、自分の中の抑圧された感情や願望を他人が持っていることにして、自分を守ろうとする心の働きのことを言います。例えば、自分に嫌いな人がいるとします。しかしこのマイナスな感情を自分のものだと認めたくないために相手が自分のことを嫌っていると思い込んで、自分のマイナスの感情を消してしまおうとする、状態を指します。

彼氏が信じられないという原因に当てはめると、「私が浮気相手だったことは特別に悪いことではなく、みんながすること。なので彼氏も浮気する」というように考えてしまっている状態になってしまっている可能性があります。

3.自分に自信がないから、何でもネガティブに考える

心の傾向でもご紹介した、「拒否に対する感受性が高い」こと、「自己肯定感が低い」ことも原因になります。この2つは自分への評価が低いことから、自分のことは何でもネガティブに捉えがちになっている状態。例えば、彼氏と仲の良い女友だちの存在などと自分を比べて、彼氏女が浮気相手だと確定していないのにも関わらず、勝手に比べて自分のほうが劣っていると思い込んでしまっているのです。

彼氏の些細な行動でもネガティブに捉えてしまうことで疑ってしまい、結果、彼氏のことを信じられないという考えに行きついてしまっている状態です。

信じられない気持ちを解消する3つの方法

彼氏のことが信じられないと信頼関係を築いていくことは難しいでしょう。また、信じられないという不安が続く状態だと、自身が恋に疲れてしまう場合や、彼氏が疑われていることを知ってしまうと最悪の結果として別れることにもなりかねません。

彼氏が信じられない気持ちとどのように向き合っていけばいいのか、対処法をご紹介します。

1.素直に不安な感情を伝える

原因でご紹介した「自動思考」というのは思考のクセであり、いわば“勝手な思い込み”です。思い込みを取り払うには、事実を知ることが一番の解消方法となります。

“彼氏と連絡が取れない=浮気しているのに違いない”と勝手に思い込んでしまっているのであれば、彼氏に不安を感じていると素直に伝えることで、連絡が取れなかった理由を聞くことができます。理由が想像した浮気ではなかったという事実を知ることができれば、不安は解消されるでしょう。

不安は知らないことに対して強く抱くもの。事実を知ること、彼氏にも不安な感情を知ってもらうことで、知らないという不安は解消されます。また、素直な気持ち、マイナスな感情を伝えることは相手に信頼感を与えるきっかけにもつながりますよ。

2.自己肯定感を彼氏以外のもので高める

自己肯定感が低いと何が起こってもネガティブに物事を捉えてしまいます。自分でより不安を強めるような考えを持ってしまうことを改める必要があります。

しかし、ここで注意してほしいのが、自己肯定感を高める方法として彼氏に頼らないこと。彼氏に認められることで自己肯定感を高めようとすると、彼氏への依存傾向が強くなってしまいます。「彼氏にもっと認められたい」「彼氏から褒めてもらいたい」と相手への欲求が強くなり、それが依存傾向につながってしまいます。

すでに不安に囚われている状況は、会えないときも彼氏のことを考えている時間が多い状況であることが考えられるので、彼氏とは別のもので自己肯定感を高めるようにしてみてください。

自己肯定感を高めるものは何でも構いません。例えば、メイクを独学で勉強したり、ダイエットしてみたり、習い事を始めてみたり。何かをできたという、前よりも自分を褒めるポイントを増やすことが自己肯定感を高めることにつながります。自信をつけることでネガティブ思考を改めることができ、ネガティブ思考からくる疑いによって生まれる不安からは解消されるでしょう。

3.彼氏と自分の境界線をはっきりさせる

彼氏に対して不安を抱いてしまう人の中には、「彼氏を信じられないのは自分が至らないからだ」と思い込んでしまっている可能性があります。これには前述した「拒否に対する感受性が高い」こと、「自己肯定感が低い」ことが関係しているのですが、彼氏と自分の境界線があいまいになってしまっている可能性もあります。

境界線があいまいな人に多いのは、彼氏に何か悪いことが起こったときに、自分のことよりも相手のことを優先してしまっている、ということ。このタイプの人はたとえ彼氏が浮気していたとしても、自分に問題があったと自分を責めてしまいます。浮気を疑う気持ちに対しても完全にその気持ちを持つことを悪だと思い込み、責めてしまっている場合もあります。彼氏が浮気に走ってしまったのは彼女のほうにも責任があるという考えもありますが、本当に悪いのは浮気をした彼氏自身です。

彼氏と自分の境界線をはっきりさせることで、自分の責任ではないことまで責任を背負い込むことはしなくなります。

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付き合っている人の中では無条件で彼氏のことを信じ切って、まったく不安を感じない人など存在しません。不安を感じてしまっていることは決して悪いことではありませんが、信頼関係を築いていく中では時には足かせになってしまうもの。不安を感じてしまったときは上記のようなことを思い出して、できるものから対処法を実行してみてくださいね。

自分の時間を大切にすること=自分を大切にすること。