恋愛&結婚 元プロ彼女が語る、「量産型ハイスペック男子」との不毛な婚活【前編】

27歳から、結婚が人生最優先の課題に

25歳からの2年間、婚活は余裕でできていたという。

「若さと美貌は資産でした。もうそれだけでチヤホヤされますし、出会いも多かったです。ただ、27歳くらいから出会える男性の潮目が変わったんです。それまでは、30歳くらいまでのイケメンのお金持ちとばかり出会えたのに、27歳を過ぎたころから、35歳前後の独身になりすましている既婚者や、お金持ちではあるけれど、結婚相手としては足踏みしてしまうような人が多くなりました。

1台1千万円はするクルマを自宅ガレージに3台所有している人とか、何軒も家を持っていて日替わりで住んでいる人とか。他にも高級腕時計のために管理費を月に100万円かけている人、高額なアートを何の愛着もなく買い集めている人、百貨店の外商の言いなりにモノを買っている人……あとは、女優さんやアイドルと交際経験があり、彼女たちのことをべらべらと話す人もいました」

そういう男性の割合が増えるたびに、結婚することが難しくなり、余計に結婚したいという気持ちが強くなっていったそう。

「27歳のときの目標は、28歳までに結婚すること。28歳の目標は、29歳までに結婚すること。そのために料理、ワイン、ゴルフ、テニスの教室に通いました。これはセレブ妻になるための“嫁入り道具”だと思っていたからです。いずれも一ミリも興味がありませんでした」

ワインが嫌いなのに、難関の資格に合格したのは、自分だけではないかと笑う。

「暗記が得意なので合格できました。その資格を持っていると言うと、“すごいねー”と言われて、自宅に呼ばれ高価なワインを抜かれました。飲めないのに“おいしい”って飲まなくちゃいけない、の繰り返しで……結局公言するのはやめました」

合コンで出会った人の中には有名人もおり、“彼女”になったこともあったそう。いわゆる「プロ彼女」。

「絶対に公言しませんでした。SNSに書かないことが暗黙の条件です。当然、外へのデートには絶対に行けません。私が付き合っていた人は、自分と同じマンションに私を住まわせて、そこで会っていました。家賃(15万円)は彼が払っていたし、かなりのお金やプレゼントの横流しをしてもらっていました。彼の家賃は60万円程度で、それは事務所が払っていましたね。今、いろいろとバラされている芸能人がいますよね。あれは、相手の女性を大切にしなかったからだと思います。私が交際していた人は、物心両面で(笑)、大切にしてくれていましたので、絶対に秘密にしています。本命にはなれなかったので、1年程度でお別れしました」

安定した結婚生活までは、いばらの道を歩いていた。

不毛な恋愛を辞めるために、28歳後半から婚活にスパートをかける 後編に続きます。

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