恋愛&結婚 元プロ彼女が「量産型ハイスペック男子」との婚活を捨て、手に入れた幸せ【後編】

2020年10月8日、経団連は少子化対策の推進に向けた緊急提言を発表。その背景には、新型コロナ感染拡大で婚姻数が減少していることがある。

2020年の婚姻件数は約53万8000件と前年から12.7%減少したことが話題に。それでも、「結婚したい」と考えている人は多く、婚活ビジネスは盛況だ。

佐藤日紗子さん(仮名・30歳・IT関連会社)は、先月入籍した。5年の婚活を経て、最終的に結婚「できた」のは、同じ年の区役所職員の男性だという。

【それまでの経緯は前編で】

出会いは山のようにあったけれど

28歳10か月で、プロ彼女として交際していた彼と別れた。年齢を月齢で切って話すところに、彼女の若さへの執着ともいうべき焦りを感じる。

「それはそうですよ、若くないとダメだと思っていましたから。会社に行っても、仕事に身が入らないし、紹介される人のスペックもどんどん低くなっていく……。私くらいの容姿だと、出会い自体はけっこうあります。でも28歳からは圧倒的に既婚者比率が高くなってしまって。それまでは、絶対に年収3000万円以下の人とは付き合いたくないと本気で思っていました。でもこの頃から、一般的な会社員でもいいと思うようになったんです」

さらに「もうダメだ」と思ったのは、年収1500万円ほどの大手マスコミ関連会社の44歳の独身男性に言い寄られたときのこと。

「その会社は、誰もが名前を知っている老舗企業です。社員の給料が高いことで知られていますが、とはいえ年収1500万円程度。三軒茶屋に70平米のマンションを持っていると。その人が、“僕みたいに有名企業に勤務していると、女の子が恐縮しちゃって、だから僕は結婚できないんだよね。日紗子ちゃんなら付き合ってあげてもいいよ”って言われたんです」

そのとき、頭にあらん限りの罵詈雑言が浮かんできて、その後に今の自分の現実が押し寄せてきたという。

40代素敵な女性の一言で、結婚観がガラリと変わる

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