恋愛&結婚 同棲3年目の彼氏と突然の別れ!後で気づいた心変わりのサインとは ?【前編】

喧嘩もなく、お互いに不満はない…と思って付き合っていたはずが、実は相手が「別れたい」と考えていたらショックですよね。特にそれが同棲している相手だとしたら、毎日顔を合わせる中で、何か変化はなかったのでしょうか?

今回は、同棲3年目の彼氏と順調に交際しているつもりだったのに、突然別れることになってしまったアラサー女子に、お話を伺ってみました。

真面目で控えめな彼からの積極的なアタック

モモカさん(34歳)は外資系企業で働くバリキャリ女子。どちらかと言うと地味な見た目ですが、整った顔立ちに清潔感があるボブヘア、自分の意見をハキハキ伝える、頼れるお姉さんという印象です。

会社の研修で知り合った5歳年下のAくんは、あまり恋愛経験は多くなさそうな、物静かな男性でした。しかしながら、普段はおとなしいAくんの、勇気を奮ったモモカさんへの猛アタックの末に、ふたりはお付き合いを始めます。

「私は、Aくんのことは真面目で寡黙な子だな、という印象で、特に恋愛対象ではなかったのですが、出会ってすぐにAくんは私を好きになってくれたようでした。チャラくなく、口下手なAくんからの一生懸命なアタックに心を動かされて、ほどなくして付き合うことになりました。年下の男性と付き合うのは、Aくんが初めてです。それから数ヶ月後には、Aくんの熱意に押されて同棲を始めました。」

真面目で恋愛慣れしてない男性からの、不器用だけど真摯なアプローチには弱い、と語るモモカさん。漠然と結婚も視野に入れていたと言います。

付き合ってほどなくして同棲した理由

モモカさんは同棲をするかどうかは慎重に検討したかったのですが、同棲を熱望するAくんの意見を尊重したのには理由がありました。Aくんは育った家庭環境が、少し複雑だったのです。

「Aくんは両親が幼い頃に離婚をして、お母さんに引き取られたそうです。ですが、仕事でお母さんが忙しく、幼少期はほとんど叔母さんの家族と生活を共にしていました。」

叔母さんの家族には、Aくんと歳の近い子供もいて、兄弟のように育てられたそうですが、やはり“よその子”という立場は感じていたのではないか、とモモカさんは思っていました。

「Aくんは、あまり感情を表さないし寡黙だし、人の顔色を伺うところもありました。それは育った環境が深く関係してるんじゃないかな〜と常々思っていました。叔母さんの家族やお母さんに連絡している様子もなく、今は家族とはとても疎遠のようでした。」

そんな環境で育った、控えめな性格のAくんでしたが、モモカさんへのアタックだけは積極的でした。彼は家族のようなつながりを自分に求めているのかも知れない、とモモカさんは感じ、ある種の使命感のようなものもあって同棲を始めたのだそうです。

順風満帆な交際……?

モモカさんとAくんの交際は順調にすすみ、お付き合いを始めてから1年も経つと、それぞれ別々に行動する時間も増えてきたそうです。

「私はもともと、いつも彼氏にべったりというのは嫌で、趣味のテニスをする時間や友人と出かける時間なんかもきちんと取りたいタイプです。同棲してからは家に帰れば必ず会うし、他の時間までべったり一緒にいなくていいかな、という感じでした。」

それでも土日のどちらかは、一緒に出かけたり家で映画を見たりして過ごす、という関係を順調に続けていたモモカさんとAくん。元から寡黙なAくんとは大きな喧嘩もなく、楽しんでいるのかどうか分からないこともあったそうですが、そういう人なんだろうと、モモカさんは深く気にしていなかったと言います。

ある名刺を発見

同棲して3年ほど経ったある日、モモカさんは、Aくんが机に置いていたメモ帳から、はみ出ていたカードのようなものに目を留めます。

「普段はAくんの私物に触ることは、絶対にありませんでした。彼氏のケータイを見る、とかは、私は考えられないので……。多分、その時初めて、彼の物に勝手に触ったくらいです。その時は、女の勘…というか考えるより先に手が出ていました。」

カードを手に取って見てみると、それは不動産屋さんの名刺でした。

「それを見て、『あっ、家を出ようと思ってるんだ』とピンときました。」

その時までは上手くいっているつもりだったモモカさんですが、名刺を見た瞬間にAくんがこっそりアパート探しをしているのを確信できたと言います。モモカさんはすぐに「家を出ようとしてるの?」とAくんに尋ねると、Aくんは、相変わらずのポーカーフェイスでそれを認めました。

休日はよく海外ドラマや映画を一緒に見て過ごしたそう。

話し合いもなく、こっそり別れの準備をしていたAくん。一体理由は何なのでしょうか?【後編】に続きます。

取材・文/まなたろう