恋愛&結婚 アプリでの出会い、初デートで待ち合わせを23時に指定する男って【前編】

由紀恵さん(33歳・仮名)は都内で塾講師をしています。勤める塾は進学塾で、難関校へチャレンジする生徒がほとんどです。

コロナ禍前は20~30人の生徒を一つの教室に集め、授業を行うのが普通でした。

「私は集団クラスをずっと担当しているので、一教室に生徒がワーッといるなんて当たり前の光景でした。新型コロナの流行により、オンライン授業に切り替わり、私も在宅勤務を余儀なくされました」

慣れない日常に由紀恵さんも困惑したそう。今までは多忙な生活を送っていましたが、オンライン授業になったことにより、時間に余裕ができたのです。

「授業は夜までありますから、塾講師って夜型になりやすいんです。遅くまで働いて、帰ってきて夜ご飯を食べていると、あっという間に日付が変わっていることも。けれどオンラインになったら、授業が終わるとすぐにご飯を食べられるし、お風呂にも入れます(笑)。通勤の手間が省けた分、ちょっとだけ気持ちがラクになりました。

とはいえコロナ禍だからどこにも行けないし、せっかくできた時間を遊びにあてることもできなくって……。1人暮らしだし、周りはほとんど結婚しているので気軽に電話できる友達もいません。在宅勤務になってから、仕事以外は寂しさを覚える機会が増えてしまいました」

コロナ禍の恋活、初めてアプリに挑戦!

職業柄出会いもなく、なかなかお付き合いも続かないため、由紀子さんは彼氏いない歴3年を迎えようとしていました。

「夜型で生活が不規則だから、合コンに行くこともできないんです。土日でも授業はありますし。金曜の夜に飲み会なんて夢のまた夢です。2020年こそ彼氏を作るぞ!と年明けから意気込んでいたのですが、残念な気持ちでなりません。出会いもなく、ただただ仕事だけをする日々でした」

その後は通常授業とオンラインを交えながら、由紀子さんは再び出社する生活へと戻りました。同期と「出会いがない」と嘆くこともあったそう。

「久しぶりの出社で休憩中に、同期と話していたんです。『全然出会いがない』という話題になり、このコロナ禍じゃ彼氏ができそうにないよねって。2人でどうやったら出会いがあるのかを考え、先輩にアドバイスを求めたら、返ってきた答えが『マッチングアプリは?今めっちゃ流行ってるじゃん』でした(笑)」

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