恋愛&結婚 実は多い隠れマザコン。婚活女性が出会った強烈「彼ママ」実録集【前編】

コロナ禍での婚活事情を取材し続けて気づいたのは、婚活中のアラサー女子を取り巻く結婚の過酷さ。女性たちにお話を伺っていると、定職があり、メンタルが落ち着いていて、他人との距離感がいい感じで、容姿もそこそこの男性は、ほぼ20代で結婚しているという事実。30代を越えてくると、普通に見えても、何かある場合も増えてくるという。そんな中で今回クローズアップするのは“彼ママ”について。

長女の醸し出す「母親感」に寄ってくるのか?

大谷優里さん(仮名・30歳・IT関連会社勤務)は、地方出身。大学時代から東京で一人暮らしをしている。

「東京といっても、住んでいるのは都心から1時間のエリア。近所にはタヌキもハクビシンも出ます。ずっと女性同士でシェアハウスに住んでいて、地元の友達には子供がいて、“私も結婚しなくちゃ”と心のどこかで思いながらも先延ばししていたんですが、“いちどくらいは結婚しなくては”と思い、28歳で婚活をスタートしました」

「20代なら婚活は有利」というのは感じなかったという。優里さんは小柄でぽっちゃりしていて、愛らしい容姿。肌のきめが細かく、モテそうなタイプだが。

「私は“地雷”を引くタイプなんです。これは大学時代からそうなのですが、私は自分が“お母さん”っぽい立ち位置になりがちなんです。きょうだいは弟2人で、“長女は第二の母”みたいな感じで過ごしていて、フルタイムで働く母親を小学校時代からサポートしていました」

優里さんの母は、合理的に物事を考え、仕事でどんどん成功していったそう。3人目の子供が小学校に上がってから地元の和菓子屋さんのレジ係として勤務し、店の改善点や新商品の開発を社長に進言。3か月目に正社員になり、2年後には部長になっていたという。

「今は役員をしています(笑)。ウチの母も強烈で面白いんですよ。例えば、テーブルの上のパンくずを掃除機で吸ったり。繊細な父は“床の掃除をしている掃除機ではやめて”と言うんですが、母はまったくお構いなし。そのうちに父も諦めていましたけどね。豪快な母です」

優里さんはそんな母親に顔も性格もかなり似ているそう。

「だから“何かに頼りたい男性”が寄ってくるんですよね。つまりマザコン男子です。そういえば父も強烈にばあちゃん、つまり自分の母親に甘える人でした。私たちよりばあちゃんを優先したことが何度もありました。男遍歴って遺伝もあるんですかね(笑)」

優里さんは婚活を始めてからの2年間で、強烈なマザコン男性に何度も遭遇してきた。

「長女の醸し出す“母親感”に寄ってきているんじゃないでしょうか」

強烈ともいえる彼ママの生態について

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