恋愛&結婚 実は多い隠れマザコン。婚活女性が出会った強烈「彼ママ」実録集【後編】

コロナ禍での婚活事情を取材し続けて気づいたのは、婚活中のアラサー女子を取り巻く結婚の過酷さ。女性たちにお話を伺っていると、定職があり、メンタルが落ち着いていて、他人との距離感がいい感じで、容姿もそこそこの男性は、ほぼ20代で結婚しているという事実。30代を越えてくると、普通に見えても、何かある場合も増えてくるという。そんな中で今回クローズアップするのは“彼ママ”について。

大谷優里さん(仮名・30歳・IT関連会社勤務)は、28歳からマッチングアプリで婚活を始める。安定感がありモテる優里さんは、多くの男性とマッチする。問題は男性はいいのだけれど、“彼ママ”が強烈であること。

【これまでの経緯は前編で】

門限がある27歳のエリート男性

優里さんはその後、27歳のエリート公務員の男性とマッチングする。

「顔も好みで優しくていい人でした。3回デートして、それなりに楽しくて、私としては関係を深めたかったのですが……。いつも19時に帰ろうとするので、遠巻きにもう少し長くいたいと伝えてみると、“ごめん。それならもっと早く集合したのに”と。理由を聞いたら、“土日の門限が20時なんだよ。ママが心配するから、そろそろ帰るね”と言って帰ってしまったんです」

彼は一人っ子だし、親も心配するのかな……と思ってとりあえずスルー。

「私自身もそうですが、リアルに恋愛力がある人は身近な人と結婚していますよね。マッチングアプリなのだから、ちょっとした違和感は大目に見ようと思っていたので、その後4回目のデートに行ったのです」

彼のリードでこの日はシティホテルへ。なんとこのホテルも、そして避妊具も、彼の母が用意していたものだったという。

「彼の経験値から考えると、このホテルがかなりセンスが良かったんです。おかしいと思って聞いたら、彼ママが関与していたんですよね。それを悪びれもせず話す彼に“これは厳しい”と思って、その後お別れを言いました」

その後マッチした会社経営者の男性は、初回のデートの食事中に母親が入ってきた。次に会った男性は、30歳になっても両親と同じ部屋で寝ている!ということがわかったという。

優里さんは、「いずれも東京で生まれ育った人たちですが、都会って親子関係が密接なんですかね」と言う。ひとつ考えられるのは、彼らが中学受験を経験していたということ。中学受験は母親と子供が二人三脚で進む傾向があるので、どうしても密接な関係になってしまう。

「そうじゃない人もいるんでしょうけれど、私は“ママっコ男子”にモテるのかもしれません。その後、付き合った人も服のセンスがとてもよかったのですが、“ママが買って選んでくれる”と言っていましたから」

最近、結婚直前までいった男性も超マザコンだった

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