なんとなく彼との関係がしっくりこなくなってきた…。それはもしかすると倦怠期かもしれません。倦怠期をうまく乗り越えられたカップルは、それまで以上に仲良くなる可能性がありますが、うまくいかない場合は、お別れという結果にもなりかねません。
ここでは、倦怠期にある男性が見せる特徴と、乗り越え方についてアドバイスします。

倦怠期とは?
倦怠期とは、カップルや夫婦などに起こる、お互いに飽きた、興味がなくなったと思う時期のことです。その原因は多くの場合、慣れからくるよう。付き合い始めの頃は、お互い知らないことばかりでドキドキしたり、ワクワクしたりしますが、落ち着いてくると、そういった感情も薄れてしまいがちです。マンネリになったり、嫌になったりすることになってしまいます。
しかし、倦怠期はすべてのカップルが通る道というわけではありません。そのため、友達に相談してもわかってもらえないことも…。カップルによって程度も状況も違うので難しいところですが、だからこそ、2人で乗り越えていかないといけないものでしょう。
どんな状態のこと?
恋の最初はエネルギー全開!相手のことを知ろう、理解しようとするもの。しかし、時とともにその反動で疲れたり、恋愛に飽きてきたりするのが倦怠期。そうなると、お互いのことを冷静に分析してしまい、会うのが面倒くさい、刺激を得られない、面白くないなどという状態に陥ってしまいます。倦怠期は放置しておくと別れにつながることも…。一緒にいてもつまらないと思う相手とは、長く一緒にはいられませんよね。
いつ頃なりやすい?
倦怠期になりやすい時期は付き合って3ヶ月目、半年後、1年目が多いと言われています。付き合って3ヶ月目はお互いのことを徐々に知り始める時期です。この時期に、「第一印象と違う」「思っていた人と違う」ということがあれば、その違和感に恋心がクールダウンするのを感じることがあるでしょう。
次に倦怠期に陥りやすいのが半年後。この頃はお互いのことをよくわかるようになっています。だからこそ、「こういうところ嫌いだよね」ということもはっきりしてくる頃。ただ、完璧な人はいないので、それでも好きなところが勝れば乗り越えられるはずです。
そして、付き合って1年目が一番の鬼門のよう。今度はマンネリになってくることがあるのです。でも、この時期をうまく過ごせれば、今度は情がわいてくるでしょう。
倦怠期に陥る原因3つ
ここからは、倦怠期に陥る原因を探ってみましょう。
1.一緒にいることが当たり前になった
倦怠期になるのは、一緒にいるのが当たり前になったからという理由が大きいでしょう。付き合い始めの頃は、相手の何もかもが新鮮で、一緒にいれば話すこともいっぱいあったのに、付き合って時間が経つとお互いのことはある程度わかってしまい新鮮味も薄れてきます。そうなると、それほど会話しなくても相手の返事が想像できるので、次第に会話もなくなりつまらない関係になってしまいがちです。
付き合いが長くなれば長くなるほど倦怠期が来るのは不思議なことではありません。そんな時こそ大事なのはお互いのアップデート。いつもお互いが新しいことをして魅力的になければ、倦怠感に悩むこともないでしょう。
2.相手の嫌な面しか目に入らなくなった
付き合いが長くなれば、どうしても相手の嫌な面が目に入ってくるもの。人はずっといい顔ばかりできないので、それは当たり前のことです。いい面も嫌な面もあってのその人なので、両面知ってより深く相手を理解することは大事です。ですが、彼の嫌な面しか目に入らなくなったらこれは問題。積もり積もっていくと恋が冷めてしまう原因にもなりかねません。あなたがそれを許せるように意識を変えるか、彼に変わってもらうしかないでしょう。どうしても許せないという気持ちになってしまうと、なかなか元の関係に戻るのは難しいのかもしれませんね。
3.遠距離やコロナ禍で、なかなか会えない
遠距離やコロナ禍でなかなか彼と会えないという時も、倦怠期になりがち。会話する機会が減ると、お互いの考えていることが理解できなくなり、不安になるものです。電話やLINEの時間を、うまく生活の中にルーティンとして取り込めたらいいのですが、現実は難しいという人も多いでしょう。コミュニケーションをとる機会が減ると、お互いの関係が冷えてくるかもしれません。その後きっかけも見つけられなく、そのままということもありえそうですね。
倦怠期に彼氏が見せる特徴4つ
ここでは、倦怠期に彼氏が見せるサインを考えてみましょう。
1.スキンシップが少なくなる
倦怠期になれば、著しくスキンシップが少なくなります。彼の気持ちがあなたの方に向いていないので、あなたに触れたいという気持ちが弱まるのです。いつもよりスキンシップがなくなった、なんだか彼が触れられることを嫌がる、そんなふうに思ったら、倦怠期を疑ってみた方がいいでしょう。
2.一緒にいても楽しそうでない
一緒にいて楽しそうでない場合も、倦怠期を疑った方がいいかもしれません。今はまだ、あなたと会ったり話したりしていたとしても、彼の心はもう違うところにあるのかも…。別の楽しい相手を探していることも考えられます。
3.LINEや電話の回数が減った
LINEや電話の回数も、倦怠期なのかどうかの目安になります。前よりもずっと少なくなったら、要注意です。それまで頻繁にやり取りをしていたのに、LINEや電話の回数が減ったら、それはつまり、あなたと話したくない、やりとりしたくないというサインかも。
4.会う回数が減った
会う回数が減ったというのも倦怠期の可能性が高いです。たまたま忙しいということもあるかもしれませんが、それでも好きな相手とは、なんとかやりくりして会いたいもの。それが恋のパワーというものです。ですが、もし彼が会いたがらなくなったら、恋のパワー不足ということ。あなたに会うために時間をかけたり、お金をかけたりしたくないということかもしれません。

倦怠期の乗り越え方や、彼氏との接し方
ここでは、具体的な倦怠期の乗り越え方と彼との接し方を考えてみましょう。
あえて距離を置く
彼と倦怠期に入ったと思ったら、距離を置くという選択肢もあります。倦怠期だなと感じるのにダラダラと会うのは、マイナスの結果をもたらすこともあるからです。
一度距離を置いて、お互いを見つめ直してみるのもいいでしょう。過去の懐かしい思い出などを思い返しているうちに、彼はあなたを好きだった気持ちやその時の感情を思い出すかもしれません。そうすれば、彼の方から連絡をしてくるかもしれませんよ。
問い詰めない
倦怠期の時は、彼を問い詰めるようなことをしてはいけません。そもそも倦怠期に陥るのは、彼が故意にそうさせたものではないからです。彼の中でも様々な感情があって、自分ではどう整理していいのかわからないのかもしれません。また、あなたとの関係も、距離が深まったことで逆に距離の取り方がわからなくなってしまったということもあるでしょう。彼も悩んでいるはずです。だからこそ、どんなに理解できないと苛立ちを感じても、問い詰めることはやめましょう。
自分磨きに専念する
それでは、倦怠期に、あなたはどうすればいいのでしょう?倦怠期こそ、自分磨きに専念するのがおすすめです。混沌とした気持ちの時は、新しいことをして気持ちを変えましょう。
自分磨きをすることで、より魅力的になれば、しばらく会わなかった彼は、あなたに再び魅了されるかもしれません。彼の気持ちを無理やり変えることはできないからこそ、あなた自身を変えることで、倦怠期の嫌な流れをいい流れに変えることが大事です。
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倦怠期は子供の成長で言うなら、反抗期のようなものかもしれません。何か違和感があったり、食い違いがあったりしても、あなたのことを丸ごと嫌いになったわけではないでしょう。倦怠期はカップルの成長には、必要なことでもあるのです。