恋愛&結婚 結婚したいのに、好きになれない…。人を好きになれない原因と対処方法4つ

漠然と結婚したいという思いはあるものの、新たに出会う人を好きになれないと悩んでいる婚活女子も多いもの。

好きになれないと悩む前に、そもそも、人を好きになるとはどういうことなのでしょうか。まずはそこから考えていきたいと思います。

人を好きになるのはどうして?

人は新たな出会いがあったときに潜在意識の中で「好意」「嫌悪」「興味がない」という3つに分類すると言われています。もちろん第一印象でしかありませんし、恋愛対象ではない相手にも好意は抱きます。

次に、「好意」を抱くと、その相手に対して仲良くなりたいという気持ちが芽生えます。そして、この人を独り占めしたいという「独占欲」のような気持ちが芽生え、それが「好き」という恋愛感情だとされています。

恋人関係は通常1対1の関係であり、その所有欲を満たすことで幸せな気分になったり、満たされないことで嫉妬などの感情が芽生えるのです。

人を好きになれない原因4つ

人を好きになれないのには原因があることも。ここでは新たな恋の妨げる原因について見ていきます。

1.恋愛のトラウマがある

過去に恋愛で辛い経験をしている人は、新たな恋愛でいいイメージが抱けなくなっていて、それが好きという気持ちに無意識にストップをかけてしまっている状態です。

過去に浮気をされた経験は、例えば相手が電話に出ないなど浮気されたときと同じ状況になると、 何の確証もないのに浮気を疑い、その嫉妬心で自分を苦しめます。

無意識に好きという感情を打ち消してしまっている状況なので、過去の恋愛に囚われている間は次の恋愛に進むのは難しいかもしれません。

2.過去に大好きだった人がいる

こちらも過去の恋愛が関係しているパターンですが、対象は過去の恋愛ではなく、過去の特定した相手です。つまり、次の恋愛が始まる前から比べる人がいるということになります。

過去の恋愛は美化されていきます。人間の脳は辛かった思い出には抑制がかかり、思い出しにくくなっていきます。その一方で、楽しかったなど脳に快をもたらす記憶はすぐに思い出すことができます。そして、その度に自分が感じていた楽しかったというフィルターがかかり、それによってさらに美化されていきます。

過去の美化された思い出にはよっぽどの相手でなければ勝てません。

3.自分のことを好きじゃない

自分のことが好きではないと、人を好きになりにくくなってしまいます。

潜在的に自分のことが好きではない人が相手から好意を持たれた場合、気持ち悪いなど嫌悪感を抱くことがあります。これは「私のことなんかを好きになる人はおかしい」と相手の評価までを下げてしまっているからです。

好意を向けられることは本来なら嬉しいことなはずなのに、それにさえ気づけない状態になっています。

潜在的に自分のことを好きじゃない人は意外と多い。

4.恋愛を後回してしまう

上記の1~3とは少し異なりますが、恋愛以外が充実している人に起こりがちなのが恋愛の後回しです。特に仕事などでキャリアを積んで、重要なポジションなどを任されるようになってきたアラサーに起こりがちな原因でもあります。

今のままで十分幸せなのだからという気持ちは悪いことではありません。恋愛は無理にするものでもありません。しかし、恋愛をすることで今の日常が壊れるという思いがあるなら、少し心配です。

変化を嫌う人は一定多数います。それには得をするよりも損をしたくないという、変化による損を怖がっているのです。恋愛で損をする、傷つくという先入観を持ってしまっている可能性もあるので、恋愛を後回ししてしまう人は、一度その理由を考える時間を持ったほうがいいでしょう。

人を好きになれない心理状態とは

原因がわかったところで、次に人を好きになれない心の状態を見ていきたいと思います。人を好きになれないことを「もしかして病気かも!?」と悩んでいる方、ご安心を。誰でも陥ってしまう心理状態から人を好きになれなくなることがあるのです。

1.恋愛感情が湧かない

恋愛感情が湧かない理由には2つのパターンが考えられます。

1つ目は、自分なんかが好かれるわけないという自己評価が低いことが原因です。自己評価が低いと周囲の評価が逆に上がり、「自分を好きになってくれる人なんていない」と始まる前から諦めている状態になってしまっています。

そしてもう1つは、自己評価が高いことです。先ほどと同じ理論で、自己評価が高いと周囲の評価が下がり、自分に見合う相手などいないという考えに至ります。

自己評価は低すぎても高すぎても人を好きになることにあまりいい影響を与えません。

2.人を信用していない

これには、原因の1.でもご紹介した恋愛のトラウマが深く関係しています。過去の恋愛で辛い経験をした人は、意識的にも無意識的にも心に1つのフィルターがかかっている状態です。このフィルターは「この人は絶対に裏切らない」、「前の人とは違う」と信じられるまで次の恋に進むのが難しくなります。

人は自分の心の内側をさらけ出してくれた相手に心を開きやすいとされています。これを「自己開示の返報性」と言います。恋愛だけではなく、自分が相手のことを信用していない状態で相手が心を開いてくれることは難しいのです。

3.人の悪いところばかりが目につく

今はSNSから、アプリからとさまざまな出会いがあります。これは恋の選択肢を増やす良いことなのですが、逆に選択肢を増やすことで誰も選べない状況に陥る可能性があります。

多くの対象がいるときに、人は2つの判断によって選択肢を少なくしていきます。それは人の良いところを見つける「加点方式」と、人の悪いところばかりに目がいっていしまう「減点方式」です。

判断する基準として人の良いところに注目する人(加点方式)であれば、人を好きになれないと悩むことはまずありません。

人を好きになれないと悩んでいる人は、人の悪いところで判断する減点方式を取り入れています。減点の判断基準は人によって違いますが、自分の理想に100%合致する人なんて、ほぼいません。第一印象でクリアできたとしても親密になるにつれて相手のことを嫌いになっていってしまい、好きにたどり着けないのです。

4.相手により多くのものを求めてしまっている

相手により多くのものを求めてしまっている人は、満たされない気持ちを抱えています。恋愛は自分の足りないものを満たしてくれるものという認識を持ち、相手に自分の価値を委ねてしまっている状態です。

相手に多くのものを求める前提で恋愛をしようとするので、なかなかすべてをかなえてくれる人に出会えず、それが人を好きになれない原因になってしまっています。

相手に対する気持ちから自分の心の状態がわかる。

人を好きになれないときにやってみてほしい対処法4つ

原因や心の状態がわかったところで、次に人をすきになるために行ってほしいことをまとめました。どれも簡単に取り入れられることなので、ぜひ参考にしてみてください。

1.過去の恋愛を整理する

過去の恋愛のトラウマ、過去の相手に対する未練を整理しないと、次の恋には進めません。

トラウマがある人は、過去の相手と今の相手の違いを認識することが大切です。辛い経験はあなただけのせいで起こったことではありません。あなたと過去の相手の間で起こったことなのです。過去の相手と未来の新たな相手は同じではありません。なので、同じことが起こるわけない!という認識を持つことが大切です。

過去の特定の相手に囚われているのであれば、その人のネガティブなことを紙に書き出してみてください。原因の2.でも述べたように思い出は美化され続けます。それを断ち切るために、別れに至った経緯や、嫌いだったところを書き出します。可視化することで客観的に過去の相手を見ることができ、それが未練を断ち切るきっかけになります。

「また辛い恋になる」「彼以上の人はいない」というのは思い込み。思い込みを取り払うことで次の恋に進みやすくなります。

2.まずは恋人ではなく友人として信頼関係を作る

心理状態の「2.そもそも人を信用していない」の状態であれば、いきなり自己開示をするのはハードルが高い行為であり、その行動自体が億劫になり、人を好きになることを諦めてしまいます。

まずは冒頭の第一印象で「好意」を抱いた人に対して興味を持って接してみてください。無理に恋愛関係を進める必要はないと思うと少しは気が楽に接することができるのではないでしょうか。まずは新たな信頼関係を作るため、新たな友人を作ってみてください。

3.相手の良いところを見つけるようにする

心理状態の「3.人の悪いところばかりが目につく」などのクセを持っている人は、その減点方式を改める必要があります。

加点方式に変えるには些細なことでも相手にお礼を言うクセをつけてください。例えば、多数での飲み会でグラスを回してくれたなどの行為も。あなたのためを思って相手はしたことです。そんなときには「ありがとう」とお礼を言ってください。それを繰り返していくことで相手の良い部分に目を向けることができます。

心理状態の2.で「自己開示の返報性」について触れましたが、返報性の法則は「好意」でも起こります。お礼を言ってくれた人に相手はもっと何かをしてあげたいという気持ちになり、受けた側も同じ量を返さなければという気持ちになっていきます。

好意を伝えるだけで迷惑と感じる人はほぼいません。お礼から、スタートさせましょう。

相手の良いことを見つけると、相手もあなたの良いところを見つけてくれる。

4.絶対に恋愛しなくちゃいけないという思い込みを捨てる

最後に、恋愛は必ずしないといけないものではありません。また、結婚もそうです。恋愛をしないといけない、結婚をしないと幸せになれないというのは思い込みな可能性もあります。

まずなぜ人を好きになりたいのか、恋愛、結婚をしたいのかを振り返ってみてください。「1人では寂しい」とはなぜ寂しいと感じるのかが肝心です。足りない部分を補う恋愛は心理状態の4.のように完璧な相手が見つからない限り恋愛には進めません。

「周囲の目が気になる」などの理由の場合は、あなたが本当に希望していることではないということ。人を好きになることは無理にするものではなく、人を好きになれないからといって、それは病気でも自分の欠陥部分でもありません。まずは今の自分の状態を受け止めることから始めてみてください。

☆☆☆

人を好きになれない理由は自分の中にあります。しかし、その理由を責める必要はありません。まずは自分の心の状態を知ることで、自然と恋愛がしたくなったり、恋愛をしたくないという自分に気づけるはずです。

こちらの記事を参考に、「人を好きなれない」と漠然とした不安から解放されることを願っています。