仲の良い友人や恋人でも、金銭的な問題で関係がこじれてしまうことはあるものです。自分の持っているスキルを、友人や恋人に「友人(恋人)だから無料でOK」と提供するかどうかは、ケースバイケース…。特に相手からの誠意が見られず、“利用されている”と感じるのは嫌なものです。今回は、いい感じになった男性と、その点についての感覚が違ってしまった…という女性にお話を伺いました。
コロナ禍で自分を見つめ直す
ケイ子さん(35歳/仮名)は、長い黒髪が美しく華やかな雰囲気の美人。長い間ナイトクラブのホステスをしていましたが、コロナ禍で仕事が激減してしまいます。
「ちょうど『そろそろ夜の仕事から引退しようかな…』と悩んでいた時期だったんです。だから、コロナ禍でお仕事が減ったことで、逆に考える時間ができたと言うか…。貯蓄もそれなりにしていたので、今すぐ生活に困るということはありませんでした」
コロナ禍になり、「むしろ“自分の今後”を見つめ直す時間が取れた」というケイ子さん。今までの経験を元に、これから何ができるか、具体的に考えるようになったとのこと。
男友達Bくんに相談
そんな中、ケイ子さんは、飲食店を経営する、5つ年上の男友達のBくんとご飯に行きました。ケイ子さんとBくんは、“少しいい感じ”でもあるとのことですが…?
「Bくんは、以前から仲良くしている飲み友達です。1度酔った勢いで関係を持ってしまったこともありますが…。その後も普通に仲良くしていました。お互いに、少し好意はあったと思います」
ケイ子さんはBくんに、ホステスを辞めようと思っていることや、飲食店でも始めようかなと思っていることなどを話します。すると…
「Bくんは『じゃあ、ウチの店に遊びに来る感じで、ちょっとだけ手伝ってみる?気分転換になるかも知れないし、ケイ子ちゃんみたいなキレイな子が店にいてくれたらありがたいな』と誘ってくれました。それもいいかもな…と思いました」
Bくんは、念願のダイニングバーを開業したばかりの時にコロナ禍が直撃。以来、ノンアルコールカクテルなどに力を入れたお昼の営業に変更したり、色々と工夫を凝らしていました。
「その日、Bくんには色々相談した後、家まで車で送って貰い、帰り際にキスされました。ちょっと恋の予感がしました」
