恋愛&結婚 「好きかどうかわからない…」好きという気持ちを見失ってしまう原因と対処方法4つ

一時は好きという自分の気持ちが確かにあったはずなのに、好きかどうかわからない…という悩みを持つ人は意外と多いもの。

好きな気持ちがわからなくなるのはなぜ?

人は好きという気持ちを抱くと、その対象の相手を独り占めしたいという所有欲を持ちます。これが「恋愛感情」だとされています。その所有欲を満たすために、相手のために何かをしたり、時間を費やすのです。

しかし、この所有欲は、人の心には一種のストレスとなります。好きすぎて相手のことしか考えられなくなる、不安になるなど、恋愛感情は実は心に負担がかかるものなのです。

人の心は防衛機能があり、ストレスを低下させようとしていきます。これが恋愛感情が落ち着いていく、相手と一緒にいると安心するという気持ちに変わることだと言われているのです。

好きかどうかわからなくなってしまう6つの原因

恋愛感情が落ち着き、安心感に変わるのは2人の関係がうまくいっている場合のみ。では、恋愛感情から安心感に変わる経緯で、好きかどうかわからなくなってしまう原因について解説していきます。

1.コミュニケーション不足

彼氏と一緒にいるときの安心感はコミュニケーションがあってこそ抱くもの。相手とは定期的に会っていてる、連絡は常にとっているなど疎遠になっていなくてもコミュニケーション不足に陥ることはあります。コミュニケーションは、目線をしっかり合わせての会話、そして肯定的な態度があって成立するからです。

一緒にいる空間でも、目線を合わせずに返事しかしない、相手との会話ではつい否定的な発言をしてしまうなどがある人はコミュニケーション不足に陥り、そこから気持ちが離れていく可能性があります。

2.相手の気持ちがわからなくなった

恋愛はギブアンドテイクの関係のほうが気持ちが長続きします。恋愛のギブアンドテイクの関係は心理学では「公平理論」と言い、不公平な恋愛は長続きしないとされているのです。

相手への所有欲が強い時期には相手を独り占めするために尽くしてしまい、その所有欲が落ち着いてきたときには「私ばかり」という気持ちに至ります。恋愛は相手にも同じだけの愛情を求めるので、相手は自分に尽くしてくれないと相手の気持ちを信じられなくなり、自分自身の好きという気持ちさえわからなくしてしまうのです。公平理論は恋人関係はもちろん、付き合う前にも起こります。

逆に相手に尽くされてばかりでも、相手を敬う気持ちを失っていき、同じように好きという気持ちを見失っていってしまいます。

3.過去のトラウマ

恋愛感情が落ち着いていくのは、男女ともに一緒です(タイミングは人それぞれ)。相手への所有欲が薄まることを相手の気持ちが冷めてしまったんだと思い込み、過去の恋愛のトラウマと重ねてしまう人が一定数います。

浮気をされた、フラれてしまったなどの過去の恋愛の辛い経験は、お互いの気持ちが盛り上がったときには起こりにくいもの。恋愛感情が落ち着いていくことを冷めたと思い込み、相手の気持ちが信じられなくなったときにトラウマが思い出されてしまうのです。

4.マンネリ化

付き合いが長いカップルが陥りやすいのが、マンネリ化から好きという気持ちがわからなくなってしまうことです。

恋愛感情が時間の経過とともに落ち着いていくのは誰しもに起こること。安心感になるのか、マンネリと感じてしまうのにはある思い込みが関係しています。

それは「言葉にしなくてもわかる」ということ。

付き合いが長くなるにつれて彼氏の好み、嫌なことを知っていく中でも、言葉にするのはとても大切です。どんなに一緒にいても言葉にしないと伝わらない思いもあるのです。

長年連れ去った夫婦でも、言葉が足りない故に離婚に至ることも…。

5.環境が変わった

転職や引っ越しなど環境の変化も人の心にストレスを与えます。それが栄転だったり、希望の物件だったとしてもです。

そのストレスに囚われているときには恋愛はどうしても二の次になってしまいます。このときにお互いの気持ちのバランスが崩れ、恋愛を面倒になったり、相手を好きかどうかわからなくなってしまう場合があります。

6.価値観の違い

こちらは「5.環境が変わった」や、またはコロナ禍などで生活様式が変わると価値観に変化をもたらします。例えば、今まで外に働きに出ることが当然だと思っていた人も、家で働くという新たな価値観が生まれたなどです。

価値観の変化は心に様々な影響を及ぼし、恋愛感情も影響を受けるその1つ。恋愛感情を抱く基準が変わってしまい、それによって好きかどうかわからなくなる可能性も。

好きかどうかわからないときの心理状態

原因の次に、好きかわからなくなってしまう心の状態に触れていきます。

1.恋愛感情がわからなくなっている

前述したように、恋愛感情は相手への所有欲だと言われています。その所有欲は時間経過とともに下がっていくもので、安心感へ変わっていきます。お互いの気持ちが変わっていく中で好きという気持ちがわからなくなる人は、恋愛感情そのものがわからなくなってしまっている可能性があります。

自分の恋愛感情がわからなくなる理由は自己評価が低いことが関係しています。そもそも自己評価が低い人は自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先させている状態。相手の気持ちが恋愛感情から安心感に移行するときに相手の気持ちが冷めたと思い込み、自分の気持ちも冷めたと相手の気持ちを投影してしまっているのです。恋愛のスタート時に尽くし過ぎている人もこの心理状態に陥りがちです。

2.一緒にいたいと思わない

これには、原因の2.でご紹介した「公平理論」による心理的負荷が関係しています。

恋愛は平等な関係のほうが長続きします。どちらかに負荷がかかり過ぎるとバランスを失い、尽くしているほうには「ここまでしているのに」、尽くされているほうは相手を敬えなくなり、一緒にいること自体にストレスがかかってきてしまいます。安心感と真逆の心理状態になっては、恋愛を継続することは難しいでしょう。

3.悪いところばかりが目につく

恋愛をスタートさせたとき、好きになったときには、相手のすべてが魅力的に映ります。「恋は盲目」という言葉があるように、まさに相手の欠点が見えにくくなっているのです。これはまさに自分の所有欲に心が満たされている状態です。

その所有欲が落ち着くと、今まで見えなかった相手の欠点が改めて見えてくることもあります。

また、恋愛感情が落ち着いてくる時期には他の異性への目移りなども起こりやすいとき。魅力的な異性と比べてしまい、パートナーの悪いところばかりに目がいき、それが好きかわからないという気持ちを生み出してしまっているのです。

今目につく彼のクセは最初からあったものなのに…。

好きかどうかわからないときにやってみてほしい対処法4つ

好きかどうかわからなくなったら、離れることも1つの方法です。しかし、その前に下記のことを試して、今の相手に対する好きという気持ちを確かめてみてください。

1.相手の好きなところ、嫌いなところを可視化させる

付き合い初めなどに相手のすべてが好きという気持ちだったとしても、付き合いが長くなるにつれて相手の嫌いなところはどうしても出てきます。

付き合っていく中で大切なのは、相手の嫌いなところは、あなたの価値観に合わないだけということ。一般的に必ず悪いところではないのです。

あなたが思う相手の好きなところ、嫌いなところを書き出し、好きなところは気持ちを確認するために、嫌いなところは離れるほど重要なことなのか、また一般的に悪いことなのかを考えてみてください。

2.仲の良い友人に相談する

人の気持ちは、不安になるなどストレス状態になると一方向しか物事を捉えられなくなっていきます。そんなときに第三者の目線は新しい気づきを与えてくれます。

また、誰かに相談するということは不安を口にするということ。実は不安というものは漠然としていて、明確なものがあるという人は少ないのです。口にすることで何に不安を感じているのかということにも気づける可能性があります。

3.二度と会えない状況や他のパートナーについて想像してみる

好きかどうかわからないときは、今の現状にだけ目が向けられている状態です。そんなときには、未来を想像してみることをおすすめします。

二度と会えない状況になったら、彼氏に別の女性ができたらと想像して、辛いや悲しいなどの気持ちがあるなら、好きという気持ちはあります。

逆に、何も辛くない、幸せになってほしいなどの気持ちが湧く場合はすでにその恋は終わっている可能性が高いでしょう。

未来に彼がいなくなっても平気ですか?

4.距離を置く

上記のことを試してみても好きという気持ち、一緒にいたいという気持ちが見つからない方は、別れるという決断をする前に一度距離を置いてみてください。距離を置くことでお互いが冷静に考える時間を作ることができます。

しかし、そのまま別れにつながってしまう可能性もあるので、まだ答えを出せない状況で距離を置く場合は「これからも一緒にいる理由を考えたい」など、前向きな理由を相手に伝えることが必要です。

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恋愛感情が安心感に変わるとき、人は好きかどうかわからなくなることがあります。覚えていてほしいのは、好きかどうかわからない=恋愛感情がまったくなくなったということではない、ということ。すぐに離れることを決断するのではなく、それでも一緒にいたいかどうか気持ちを見極める時間を作ってみてください。