恋愛&結婚 仕事も恋も絶好調のキラキラOL、三十路で10年彼氏に大失恋…!放たれた言葉にグサッ【前編】

仕事も恋愛も絶好調。少女漫画のヒロインのように過ごしていた日々が、30歳になった瞬間にギャグ漫画に一変。フリーランスライターのいささか まゆが実体験をセキララに語ります!

キラキラだったはずの人生に一体何が起きた…!?

30歳になった瞬間「独り」になった

「お待たせしました!上ロース二人前です!」都内某所の焼肉店。
アルバイト店員の明るい声が響く店内で、肉を焼きながら大号泣している1組の男女が―。

10年恋愛の先にあったのは「三十路突入と同時に独り身になる」という残酷なオチでした。
仕事も一生懸命やってきたし、どんなに疲れてても彼とは毎晩おやすみコールをしていた…。彼が言うことには笑顔で頷いてきたし10年間浮気もしていない、決して性格の悪くない私が何をしたっていうの!? (一応)バチが当たる身に覚えがない彼女は、突然訪れた超展開に頭が真っ白になるばかり。

そんな彼女に彼氏が放ったことばは、数年経った今も彼女の記憶に強く残ったまま。むしろそのことば以外の別れ話の内容は一切覚えていないほど、彼女にとっては衝撃的なひと言となったのでした…。

出会いは高校時代

誕生日当日に焼肉屋でフラれた彼女は、IT系企業で社長秘書をしていたMさん(仮名)。小中高と都内の一等地にある私立のお嬢様学校に通い、それなりの大学を卒業していました。
女子校だったこともあり日常生活で男子との出会いはありませんでしたが、高校生になると男子校との合コンの機会も増え、休日に友達と参加することもあったMさん。

彼と出会ったのは高校3年生のとき。受験勉強の息抜きで友達が開いた合コンがきっかけでした。他のバカ騒ぎする男子とはちがい、その場を楽しみながらもどこか冷静な彼。帰りがけもみんながはしゃぎ続ける中、彼だけ表情ひとつ変えずに、黙々と周りに散乱するお菓子のゴミを拾っていました。

めっちゃかっこいい…。
同い年なのにポーカーフェイスで大人っぽく冷静な彼が、それこそ少女漫画に出てくる相手役の男子のように見えたMさん。他の女子ともあまり会話をしていなかった彼から翌日「昨日はありがとう」と連絡がきたときには、それこそ悲鳴をあげながら何度もそのメールを見返しました。

その日をきっかけに連絡のやりとりはしていましたが、お互い受験や大学入学で忙しく合コン以降は直接会わずじまい。2年後の大学2年生、20歳のときに久しぶりに再会をして、何度かデートをした後に、晴れて付き合うこととなったのでした。

正反対ゆえに惹かれた

冷静沈着でポーカーフェイス。論理的でどちらかというとインドアな彼。完全に自分にはないものを持っている彼がまぶしく見えたMさん。実際に付き合っていても面白いぐらいに性格が正反対でした。

インドアな彼に対して外に出かけるのが大好きなMさん。喧嘩になると論理的に話を詰める彼と感情的に思いを主張するMさん。安定志向の彼と冒険したいMさん…。自分にないものを持っている相手に魅力と新鮮さを感じて付き合っていました。

大学卒業後、彼は公務員、MさんはIT系企業に就職とそれぞれの道は進みましたが、変わらず交際は続いていました。たまに喧嘩はするけど、仲は良くデートは毎週、電話は毎日欠かしませんでした。

学生時代から変わらない交際を続けていたMさんは友達や会社の同期からも「Mはいいな〜!」とよく言われていました。彼氏との安定した関係を不自由なく楽しみ、さらに会社では急な人事で社長秘書に抜擢をされたMさん。恋愛も仕事も絶好調!大好きなブランドの服を着て、平日は大好きな仕事をし、休日は大好きな彼と会う…、忙しいながらも充実した日々を送る自分はそれこそ少女漫画のヒロインのよう! 人生は順風満帆なはずでした。

が、そんなきらめきライフにも、あるときから黒い影がチラつき始めます。

年齢的に「あること」を考え始めたときのことでした。今思えばこのときから4年後の未来(焼肉屋で失恋END)は決まっていた、むしろこの時点で何か行動を起こしていたら、Mさんの30代はちがった形になっていたかもしれません。

果たしてMさんが交際6年目から感じはじめた違和感とは? そして別れ際に彼から放たれた今も忘れられないことばとは?
後編へ続きます

なにもかも順調だったのに彼との交際に暗い影が…。

文/いささか まゆ