恋愛&結婚 【否定→怒り→受け入れ】好きな人を諦めるには、立ち直りのステップが必要。恋を諦める方法をレクチャー

好きな気持ちはどこから?

好きになった人だけに抱くと言われる、恋愛感情。これって何なのか考えたことはありますか?

好きという気持ちは、相手への所有欲だと言われています。所有欲とは、相手を独り占めしたいという気持ちのこと。独り占めしたいために、相手に時間を費やしたり、何かをしてあげたりするのです。

好き=独り占めしたいという気持ちなので、相手を手に入れようと執着してしまうのはある意味当然のことなのかもしれません。

好きな人に執着してしまう6つの原因

好きという気持ちがわかったところで、次にその原因について詳細を見ていきましょう。

1.「この人」でないとダメという思い込み

思い込みとは、「きっとそうに違いない!」と心の中で作る決め事を指します。自分が感じたもの、そのときの感情が絶対と信じ込んでしまっている状態です。

思い込みは自分の主観を優先するタイプの人のほうが抱きやすくなります。思い込みの怖いところは、主観ばかりを優先するあまりに別の見方ができていないばかりか、事実さえ曲げてしまっている可能性があるということ。

恋愛での「この人しかいない」という思い込みはまさに自分の気持ちだけで決めたことで、事実ではありませんよね。だって他にも男性はいっぱいいます。地球上には彼だけなんてありえないのですから。

思い込みを持った人は別の見方ができなくなっているので、友人のアドバイスも受け入れにくいという特徴もあります。

2.楽しかったときの思い出に囚われている

1.の思い込みと同様に、楽しかったときの思い出に囚われている場合も相手への執着が止められません。

いい思い出ばかりが心に残るのには理由があります。それは人の脳は辛かった記憶には抑制がかかり、思い出しにくくなっていくから。なので、楽しかったといういい記憶だけがすぐに思い出せるようになります。さらに、楽しかったという快の記憶がフィルターとなり、さらに思い出は美化されていきます。

楽しかった「あのとき」がずっと心にある状態なので、今も楽しいかは不確かでも相手への執着は止められません。

3.相手を理想化し過ぎている

理想化とは、その人のイメージを自分の中で完璧な人とイメージしてしまうこと。これは誰しもがしてしまうことです。一目惚れをした相手に対して、中身もきっと素敵な人に間違いないと思ってしまうことも理想化の1つ。

理想化には、依存が関係していることがあります。自分の未熟な部分を補ってくれる完璧な相手だと、無意識に好きな人を理想化してしまっているのです。

恋愛に依存傾向が強い人ほど恋愛で不安になることが多く、その不安は相手が原因なのに、相手がその不安を消してくれたヒーローのように映ってしまっている可能性も。これが執着をやめられない原因になっています。

4.(相手に恋人がいるなら)周囲からの評価に左右されている

相手に恋人がいる場合、恋人がいない人よりも魅力的に映ります。誰かに選ばれている魅力的な人、という証明になるからです。これは、自分の気持ちを周囲の評価に左右されているということ。

さらにもし相手から奪えることができたら…という所有欲を満たせる行動は心に快を与えます。好きという気持ちがあったとしても、誰かのもの、所有欲を満たせる相手というフィルターがより執着を強めてしまっているのかもしれません。

5.執着してしまう=好きになっている

冒頭でお話した通り、好きという感情は所有欲であり、それが執着になります。しかし、執着が先行してしまい、好きという気持ちが冷めていても気づけないというケースもあります。

人の心は矛盾した状態を嫌がる傾向があります。執着している原因を矛盾しないように、好きだと思い込んでしまっているのです。

「好きだから執着してしまっている」のではなく、「執着している、から好き」となってしまっていては執着はやめられません。

執着=恋になっていない?

6.「もしかして」という期待を捨てきれない

5.の中でも紹介した、人の心は矛盾した状態を嫌がることに、こちらも当てはまります。

相手にずっと執着してしまうことの理由として「好きだから」という思い込みがあるように、その執着の期間が長ければ長いほど、その期間を無駄にしたくないと、報われる理由を無意識に求めます。これがもしかして振り向いてくれるかもという期待を作ってしまっているのです。

相手を思う期間が長さで恋愛は報われるものではありません。理屈ではそれがわかっているのに、心はそのことを理解していないのかもしれません。

諦めるタイミングを知る

諦めたほうがいいとはわかっていても、諦めるタイミングを見極めは難しいもの。しかし、相手の行動や言動からそのタイミングを見極めることができます。少し辛いタイミングにはなりますが、諦めたい方は一読ください。

1.想いを伝えてきっぱりと振られたとき

相手に想いを伝えて受け入れてもらえなかったときは、まさに諦めるタイミングです。たまに何度も告白を繰り返して見事に成就した話を聞くことがありますが、それは稀なこと。しかもその2人がどんな状況だったかもわからない時点で、そんな話をずっと頼りにしていてはいけません。

酷ですが、想いを受け入れてもらえなかったことが、あなたと相手にある事実なのです。それでも諦められない人は他に執着している原因があるのかもしれません。上記の原因をもう一度よく読んでみてください。

返ってこない「好き」をそれでも待ち続けられる?

2.相手に恋人ができたとき

相手に恋人ができたタイミングは、あなたの気持ちが一方通行であるとわかったタイミングです。

もしかしたらすぐに別れてしまうかもしれないと待つ人がいますが、その2人がすぐに別れてしまう可能性もあるのかないのか、今後のことは誰にもわかりません。

ここで考えてほしいのは、そのすべてを決めるのは当事者2人だけだということ。あなたはその中に入っていないのです。

恋人がいる人のことをずっと想い続けるのは想像よりも辛いものです。いつまで続くかわからない片思いはきっぱりと諦めるべきです。時間は永遠ではありません。

3.相手が結婚することになったとき

2.よりもさらに辛い出来事かもしれませんが、相手が結婚したときはもう諦めるしか道が残っていません。

相手は人生のとても大きなライフイベントを別の人と迎えたのです。それを覆すには相当のパワーが必要です。

もし一時振り向いてくれたとしても、それも茨の道です。親や親しい人に胸を張って言えない恋愛に自ら飛び込む必要はありません。恋のお相手はその人だけではないのですから。

好きな人を諦める方法4つ

最後に、諦める方法をお伝えします。恋愛感情(所有欲)をコントロールすることは難しいですが、自分の心を知ることで諦めるためのステップを進むことができます。自分の心をしるために、下記のことを行ってみてください。

1.距離をとる

距離には、心理面と行動面の2つがあります。

行動面では連絡を取らない、視界に入らないなど相手とつながる行動を断つことを、心理面では相手を信頼して自分のことをすべて話したり(自己開示)、相手の意見に同調したりしないことを指します。

同じ職場であれば行動面での距離は少し難しいかもしれませんが、心理面での距離は作れるはずです。距離をとることで相手のことを考える時間は少しずつですが減らしていくことが可能です。

2.とことんネガティブになる

想いが報われないことは辛いことです。好きな人を諦められない人はその辛さを受け入れられていない可能性があります。

辛さを受け入れるためには、積極的にネガティブになることが必要です。ネガティブになる方法は辛い気持ちを、紙に書き出す、1人のときに言葉として吐き出す、親しい友人に打ち明けるなどです。そのときにネガティブになる時間を1日30分だけなど設定してみてください。時間を区切ることで切り替えることがうまくなっていきます。

ネガティブな気持ちを吐き出せれば、気持ちは軽くなる。

3.立ち直りのステップを踏む

人は何か悲しいことがあったときには、まずはそのことを受け入れられません。次に、その対象に対する怒りが芽生え、やがて受け入れて、諦めていくというステップを踏みます。なので、すぐに諦める、立ち直るなんて無理なのです。

まずは、と自分が今どのステップにいるのかを客観的に受け止めてみてください。

「あの人はまだ振り向いてくれる(否定)」から「私を選ばないなんてあいつはバカ!(怒り)」となれば次のステップに進んだ証拠です。2.のようにネガティブなことだっていいのです。相手の悪口をとことん言って、次のステップへ進みましょう!

4.趣味などほかに熱中できるものを見つける

3.のプロセスで今の状態を受け入れることができたなら、他に熱中できるものを探してみてください。

見返したい気持ちが芽生えているなら資格を取るための勉強を始めたり、綺麗になるために運動を始めたりするのもいいでしょう。自分の好きなことなら何でも構いません。熱中できるものが見つかれば、相手のことを思い出す時間はグッと少なくなるでしょう。

☆☆☆

好きな気持ちは簡単に忘れられるものではありません。今の心の状態、辛い気持ちを受け入れることで気持ちを軽くすることはできます。

立ち直りのステップでネガティブな気持ちを受け入れられた後には、きっと執着を捨てた新しい自分に出会えるはずですよ。