恋愛&結婚 元旦に夫の女親族13人が大集合!離婚にもつながったマウンティングとは…?

2万人以上のワーキングウーマンを取材してきたコラムニストの夏目かをるさんが、アラサー&アラフォー女性の恋愛・婚活にまつわるリアルストーリーをご紹介します。

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歩美さん(仮・42歳)は 10年前の元旦、当時の夫の本家に集まった夫の女性親族13人のお茶会で、みんなからつるし上げをくらったそうです。当時、結婚4年目だった彼女に起きたことをご紹介します。結婚されている方はもちろん、未婚の方もぜひ今後の参考にしてください。

「当時の夫の実家は東海地方にあったので、例年、年末年始に帰省していました。夫は7歳年上。実家は本家にあたるので、31日に夫の実家で正月の支度を手伝い、年明けの2日の午前中まで滞在して、それから東京の私の実家に移動するというのが毎年のスケジュールでした。その後、だいたい4日まで自分の実家でのんびり過ごし、仕事始めという流れです」

当時32歳だった歩美さんは、某美容企業でインストラクターを指導するマネージャーに抜擢され、忙しい毎日を送っていました。そんな中でも料理好きな歩美さんは夫の健康管理も兼ねて、朝食はもちろん、夕食もできるだけ手作りの料理を作って夫を喜ばせていたそうです。

「姑は気難しいところがありましたが、私の料理を褒めてくれるので、正月料理を手伝うことにも抵抗はありませんでした。
夫の実家には元旦の朝から親戚たちが集まり、お正月料理を食べたり、お酒を飲んだりと、とてもにぎやか。時には30人近く集まることもありました。午後から男性たちが年始回りに出かけると、残った女性たちが居間でおせちをつまみながら、お茶会になりました」

居間に5~6人掛けのソファー2つと、ゲスト用の大きな椅子が4つ用意されていました。姑と義理の姉と妹が大きな椅子に、そして義理の叔母や従妹、その娘、従妹の息子の嫁、さらに義父方の親族女性がソファーに座っていたそうです。

歩美さんは本家の長男の嫁としてかいがいしく、おせちや取り皿、お茶や東京土産のスイーツなどを運び、最初は座る暇もなかったそうです。気がつくと、夫の親族や親戚たちは、自然に年功序列の順で座っていました。歩美さんを併せて13人の女性たちが集うお茶会は、まさにインパクトある光景だったそうです。

「夫の従妹の20代の妻が妊娠報告をした時でした。みんなからお祝いの言葉が次々と出てくると、姑が『歩美さんも、そろそろね』と言い出したのです。驚きました。これまで孫のことを口にしなかったので」
ところが、それがきっかけで夫の女性親族から次々とつるし上げが起こったのです。

「義理の父方の叔母さんが『好んで子供を作らないんじゃないの』と言い出しました。絶句していたら、今度は義理の父親の姉から『もっと遊びたいから、作らないのよね』と責めるような口調。さらに夫の従妹が『美容会社なんてちゃらちゃらしている業界で仕事をしているから、子作りがおろそかになるんじゃないの』と意地悪そうな表情。仕事のことまで非難されるなんて、冗談じゃないとついむきになってしまいました」

そこで歩美さんは「違います。お互いに努力しています」と反論すると、間髪入れず姑が「夫婦なら自然に子作りがうまくいくはずなのにね」とため息をついたのです。すると2歳の姪を抱っこした義理の姉が「お母さん、言い過ぎよ。ここ、居心地悪い」と席を立ったそうです。

たった一人の味方が出ていったので、歩美さんはあたりを見渡しました。眉目に皺を寄せたり、冷ややかな目で見たりなど、誰も歩美さんを擁護する人がいませんでした。

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