恋愛&結婚 アラサー女性がマイホームを購入したら…モテ期がきて婚約までできた理由

2万人以上のワーキングウーマンを取材してきたコラムニストの夏目かをるさんが、アラサー&アラフォー女性の恋愛・婚活にまつわるリアルストーリーをご紹介します。

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最近はワンルームマンションを購入する等、家を持つ女性が増えています。ローンが組みやすくなり、非正規雇用にも購入できるプランも誕生しているからでしょう。ある女性はマイホームを持ったら人生が一変しました。複数の男性からデートのオファーが生じ、遂に彼氏を見つけ、婚約したのです。
持ち家を持ってから一体どんな変化が生じたのでしょう。そして婚活にとって大事なことは何でしょうか。

「婚活パーティーで知り合った30代後半の営業マンは、マイホームを持ち、珍しい外車を乗り回していました。一緒にドライブに誘われたときは有頂天に!ドライブで行った千葉の房総半島の春の景色は最高でした。その後バーベキューを楽しみましたが、でもそれっきりです。彼から連絡がありません。てっきり交際できると思っていたのに」
がっくりと肩を落とすのは、金融関係の会社に勤務する阿部翔子さん(仮名・31歳)。翔子さんはこれまで恋愛にあまり縁がなかったそうです。

「無理して恋をするより、恋が向こうからやってきたら応じるという自然派。女友達はのんびりしているとあきれていますが、でも好きになってから恋が始まるという思いを貫いてきました。でもドライブデートから何も進展しなかったあの出会いが、ずっと心に引っかかっていたんです」

29歳まで友達の結婚ラッシュが続き、自分を含め30歳からの結婚式はすっかり少なくなったそうです。でも31歳が近づいたある日、同じ年の友達から結婚式の招待状が届きました。
「代官山の一軒家レストランで行われた結婚パーティーはとても素敵でした」

新婦の女友達は以前に比べてきらきらと輝いていたそうです。好きな男性を射止めた勝者と感じた翔子さんは羨ましい気持ちでいっぱいでしたが、ゴールインの理由は、新郎がベタ惚れをして新婦に熱烈にアタックしたからだと知りました。
「意外でした。女友達はモテるタイプというわけではないので。でも熱烈に愛された理由が、披露宴パーティーで少しずつわかってきたんです」

新郎は某企業の優秀な営業マン。新婦の強さに一目惚れしたといいます。
「それまで女友達が強いと感じたことがなかったのですが、秘めた強さを新郎がキャッチしたのでしょう」
強い女性がそばにいるからこそ、叱咤激励された男性が頑張れるということを、翔子さんは初めて知ります。

「ドライブした営業マンと二度目のデートがなかったのは、私が男性に寄りかかりたい傾向があるせいかも…。精神的にもっと自立することが婚活を成功させる秘訣かなあなんて、思うようになりました」

それから半年後。突然の出来事がやってきます、小さい頃から可愛がってくれた叔母さんが病死したのです。子供のいない叔母さんからの遺言によって、遺産の一部を翔子さんは相続しました。

「遺産の一部を投資につぎ込んだら、300万ぐらいの利益が出ました。その使い道を考えているうちに、遺産と言うのは思いがけない資金なので、有効活用をしたほうが良いという結論に。そこで両親に相談して、自分で家を買ってみることにしました」

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