恋愛&結婚 不倫沼にハマったアラフォー女性。やっと思いを断ち切れた意外なキッカケ【前編】

恋愛の渦中にいる時は、なかなか状況を客観視するのは難しいものです。必要以上に楽観的になってしまったり、勘違いして悲観的になってしまったり…。例えば不倫関係など、まわりから見れば明らかに「やめた方がいい」という相手であっても、当事者が盲目になってしまっているのは、よくあることです。

今回は、不倫の沼にハマってしまい、「彼しかいない!」と盲信していたのに、とあるキッカケで断ち切れた、という女性にお話を伺ってみました。

全然タイプじゃないBさん

都内で働くエミさん(35歳/仮名)は、黒髪のボブヘアがよく似合う美人さん。2年ほど前に長く付き合っていた彼氏と別れてからは、何度かデートしたりはしているものの、真剣なお付き合いには至っていません。ある時、友人たちの集まりで、特にタイプではないBさん(42歳/男性)に出会います。Bさんは、中肉中背で、いわゆる“おじさん”の雰囲気が強い男性。会話は巧みだったため“若い頃ならそこそこモテたかもね”という感じはあったそう。

「Bさんは既婚者で、冗談ぽくみんなの前で『うちはもう家庭内離婚だから…』と言ったり、奥さんと上手くいっていないことを自虐的に話していました」

後に、エミさんとBさんは不倫関係になってしまうのですが、エミさんにとって「そもそも既婚者は“異性”として見ないようにフィルターがかかる」という上に、「Bさんはまったくタイプじゃなかった」のだそう。この時点ではBさんのことは、異性としては全く眼中になかったとのこと。

「でも話してみると面白くて、好きな漫画が一緒だったりして、話が合いました。むしろ最初はまったく異性として見ていないから、お互いにぶっちゃけた話ができたのもよかったのかも知れません」

ふたりは会話がはずみ、その時はLINEを交換し、その後も友人として仲良くしていたとのこと。

友人として相談に乗るように

Bさんとエミさんは友人として時々LINEをするようになりました。さらに、「奥さんと上手くいっていない」と悩むBさんの相談にも乗るようになりました。

「Bさんは人として 面白かったし、好感ももてたので、真面目に相談に乗っていました。奥さんがあまり家に帰って来ないとか、数年間レスだとか、真剣に悩んでいるようでした」

エミさんはBさんに同情し、「こんなにいい人なのに、ひどい奥さんだな…」と思うようになったそう。ふたりは時々飲みに行き、家庭や仕事などの悩みを話し合うようになります。

「Bさんには、自分の悩みも気軽に相談できました。男性とデートしてもなかなか真剣なお付き合いに至らないこととか、ダメンズを好きになりがちなこととか、なんでも本音を話せるので楽でした」

異性として意識していないから本音で話せたエミさん
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