恋愛&結婚 男を見る目に自信がなくなったバツイチ女性、公園デートを繰り返してわかったこと

2万人以上のワーキングウーマンを取材してきたコラムニストの夏目かをるさんが、アラサー&アラフォー女性の恋愛・婚活にまつわるリアルストーリーをご紹介します。

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コロナ感染拡大によるまん延防止などの影響で時短営業する飲食店が増えました。そんなコロナ禍のデートは、感染のリスクを軽減するためにテイクアウトというのが当たり前になっています。では自宅でデートするほど親しい関係ではないカップルはどうしているのでしょう。今回は公園デートを楽しむカップルとその思いがけない効果についてご紹介します。

バツイチの萌香さん(仮名・34歳)は公園デートが気に入っている一人です。前の夫が結婚してから豹変したことで男性を見る目に自信がなくなり、結婚相談所で見つけようと入会を決めました。

「28歳の時に、5年間の社内恋愛を経て13歳年上の男性と結婚しました。社内恋愛は結婚するか別れるかのどちらかによってその後の人生も変わります。別れるとどちらかが転職することが多いと聞いていたので、当時は結婚できてほっとしました」

ところが結婚すると、夫はたちまち亭主関白となり、家事も一切しなかったそうです。おまけに義理の母親が「代々伝わる我が家の料理をちゃんと受け継いでね」と、結婚早々毎週のように新居に押しかけてきて、休日返上で料理の特訓を受けることに。

「“しんどい”の一言でした。夫と一緒に働いているのに、休日になると夫は休養、私はきつい義母から料理の伝授。しかも私が作った料理を夫と義母で試食するんです…。屈辱でした」
家政婦になるために結婚したんじゃない。萌香さんは一年未満で離婚し、実家に戻りました。会社も辞めましたが、幸いなことに転職先がすぐに決まったそうです。

実は交際が長いカップルが結婚した途端に破局する、というケースはさほど珍しいことではないのです。恋愛感情で結びついていると相手の欠点に気づきにくくなっています。でも結婚生活では嫌でも相手の欠点がわかってしまう。相手に自分のやり方を押しつけてしまったり、期待しすぎることで破局を迎えることもあるのです。

しかし、萌香さんは「結婚前に元夫の人間性がわからなかった私は、男を見る目がないのかもしれない」と自分を責め、結婚相談所の仲人にプロとしての見方を教えてもらいたいと思ったそうです。

コロナ禍ではオンライン見合いが当たり前。見栄えの良いメイクを研究したり、ライトの角度をいろいろと試してみたり等、他の女性と同じように頑張ってやってみたそうですが、なんとなく「良さそうな男性」と思えた人が数名いただけでした。
「オンライン見合いで好きになるという感覚が私にはわかりませんでした。イケメン好きの友達は、オンラインでも素敵!とときめいていましたけど(笑)」

萌香さんは「良さそうな男性」から申し込まれた順に対面デートをすることが決まると「恋愛感情なしにデートするって、ちょっと不思議」と感じたそうですが、学生時代に恋愛感情なしに学生同士でご飯を食べたことを思い出して、「社会人になって恋愛感情がなくても逢ったりすることもあり!」と割り切ったそうです。

オンライン見合いを2回してから、萌香さんは一つ年上のサラリーマンと対面デートすることに。オンライン見合いでバツイチの理由を聞いてきた男性です。

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