恋愛&結婚 結婚して15年、夫には友情しか感じません。そんなときにいいなと思う男性が現れ、ついついドキドキわくわくしてしまって、デートを重ねております。私自身も家庭を壊すほどの勇気はないし、相手は果たしてどうなのでしょう? それも、どうでもいいような気もしています。ということは、だだのアバンチュールを求めているのかしら? でも、退屈な毎日とおさらばしたい気もします。身勝手、いいかげんなとおしかりを受けるかもしれませんが、やめられません・・・。突っ走ってもいいでしょうか? Y・Kさん(38歳・百貨店勤務)

A夫婦は友情さえあれば十分と心得よ! 浮気の代償は高くつく

結論から申し上げます。退屈な家庭を捨て、浮気相手に走ってもなにひとつ良いことはありません。突っ走るのはおやめなさい。

あなたを人妻とわかっていてデートに誘う男性はおそらく、他の人妻にも同じことをするでしょう。38歳のあなたが「いいな」と思う彼は、おそらくルックスが良くて会話も楽しく女性の扱いに慣れているのでは? そういう男性は、要するに女性を楽しませて女性にモテることを生きがいにするタイプです。決して、女性を幸せにするタイプではありません。

試しに、「あたしダンナと別れようかなぁ?」と彼に話を振ってみてください。「うん。別れた方がいいよ」とは、決して言わないはずです。そのままピューっと逃げてゆくか、連絡が減ってフェイドアウトされるか、どちらかだと思います。

あなたと同じように、夫に友情しか感じなくなっていた時期に、熱烈に口説くイケメンに出会い、家庭を捨て彼の元に走った女性を知っています。彼女は夫も仕事も捨て、彼が転勤になったニューヨークに行ったのです。そんな彼女に彼は一言、「なんで来たの?」。さらに、「僕はダンナと別れて、なんて一言も言ってないよ」。彼女はその瞬間目が覚めたのですが、捨てた夫への罪悪感と自己嫌悪から10年立ち直れませんでした。

夫婦は、友情さえあれば充分です。友情こそ最高の夫婦のカタチであるとさえ、私は考えています。それに、万が一、家庭を壊して彼と一緒になっても、やがてまた退屈な日常がやってくることでしょう。

彼は、自分がどのくらいモテるか試したいだけなのです。そんな男とただ「ドキドキわくわく」していたいがために夫を裏切ったとして、それがバレた時のリスク、失うものの大きさを考えてみてください。

賢人のまとめ

退屈しのぎのアバンチュールは、大けがの元。すぐにでも止めるべし。

賢人プロフィール

恋愛の賢人柴門ふみ

漫画家、エッセイスト。
『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』(小学館)などのヒット作を連発し“恋愛の教祖”として人気を博す。近著に『東京ラブストーリーafter25years』『老いては夫を従え』(共に小学館)など。故郷の徳島市観光大使も務める。夫は漫画家の弘兼兼史。