恋愛&結婚 【恋とキャリアの上方修正】外資転職女子が驚愕する日本企業の男女差別、突破する方法は?~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきた、キャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、男尊女卑体質の日本企業で、女性はどう仕事をしていけばいいのかを紹介します。

女性社員だけが行なうのは、茶碗洗いとお茶出し

今回の相談者は、中堅総合商社の法務部門に勤務する山田瞳さん(仮名・37歳)。彼女は1年前に外資系の企業から転職してきて、その文化の差に驚いています。

その1はこちら

法務部の部長である瞳さんに出されたのは、『お茶出し、カップ洗浄当番表』という表。聞けば、役員の出勤時に出すお茶と、終業時に使用したカップを洗浄するための当番表だとのこと。秘書部門がないので、女性社員が持ち回りの当番制にしているそうです。ちなみに役員は全員男性です。

瞳さんは、その表に女性社員の名前しかないことを、見過ごすことができませんでした。

「なんで女性社員の名前しかないの?」と、当番表を持ってきた女性社員に問うと、戸惑ったように、「そういう決まりみたいで、みんなそうしているんで」とのこと。

瞳さんは、転職する前に会社を訪問したとき、女性社員だけが制服を着ていることを疑問に思い、即座に撤廃するように社長に言ったばかりでした。それなのに、なぜ、このような当番表が来るのか……。

すぐに法務部担当の役員に、「このような性差による扱いの違いは不当ではないか」と問い質すと、役員は面倒くさそうに「それは総務関連の領分だから、文句はそっちに言ってくれ」と吐き捨てたのです。

それならばと、瞳さんは総務担当の役員に掛け合いますが、まさにのれんに腕押し。「はいはいわかった。わかった。わかったよ~。いいじゃん、制服やめさせたんだからさ」と言うばかり。

具体的な解決策が出てこなかったので、さらに話し合いを続けようとすると、「君がやりたくないなら、君の名前は外しておくよ」と言われる始末。瞳さんは、自分がイヤなのではなく、性差による仕事の分担に問題があると言っても聞いてもらえません。

業務の改善案さえも「女はめんどくせーな」と一蹴される

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