500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきた、キャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。
今回は、婚活中のアラフォー女性が狙う「年下婚」を成功させるコツと、モテるための秘訣についてお話します。
その1はこちら
「若すぎてありえない」と思っていた
ある地方都市で複数の飲食店を経営する松波千佳さん(仮名・39歳)が多数の経営者から求婚される中、14歳年下の則之さん(仮名・25歳)からアプローチされました。
後編では、2人がどのように距離を詰めていったかをお話します。
LINEのやりとりを経て、則之さんとは何度か2人で食事をするくらいの関係になった千佳さん。この時点での千佳さんの心境は、「東京出身でこちらでは友達もいない若者のガイド役のお姉さん」くらいの感覚でしかありませんでした。
しかも、2人の子供がいる千佳さんです。22歳の新社会人男子など、息子か年の離れた弟くらいにしか見られません。しかし、則之さんの想いは、千佳さんの想像をはるかに上回るものだったのです。
ある日、千佳さんが則之と食事をしていると、突然、則之さんが思いつめた表情をして、千佳さんに正式な交際を申し込んできたのです。「私と付き合ってください。あなたのことを愛しています」と、正面から告白してきたのです。
それは、年齢や立場に大きな違いがあることは承知していながらも、千佳さんをずっと大切にするという、則之さんの決意表明でもありました。
はっきりと断るから、相手はますます燃え上がる