恋愛&結婚 【恋とキャリアの上方修正】仕事先延ばし、締め切り破り……このルーズな姿勢と性格は変えられるのか~その1~

真貴子さんを取り巻く状況で、何一つとして深刻な要素はありません。彼女にとって深刻な悩みとは、飽きっぽくて、やる気が長続きしないことでした。仕事を請けた時点では、ワクワクしながら、その仕事に取り組めるのですが、途中で面白くなくなってきて、だんだんやりたくなくなってくるのです。

もちろん、仕事なので最後までしっかり仕上げはします。しかし、そのような調子で取り組む仕事なので、いつも納品は締切ギリギリ。さらには言い訳をしながら、締め切りを伸ばしてもらうこともあるそうです。

仕事が完了しても、やり遂げた達成感はありません。なんとか辛うじて乗り切った、という安堵感。最初のワクワクしていた思いは、どこかに消えてしまっています。

広告代理店に勤務していた頃は、そんなことはありませんでした。会社員ですから、常に上司やチームのメンバーと進捗を共有しなければいけません。進行管理の担当者もおり、きちんと仕事を催促してくれていました。

さらに、会社基準評価のフィードバックがその都度あるので、「もっとよいものを」と、やる気も自然と持続できます。また社内の競争もあるので、結果を残したときの達成感は、本当に心地良いものでした。

しかし、フリーランスともなれば、すべては自己管理。競争もなければ、評価のフィードバックもありません。朝何時に起きようが、どんな企画を進行しようが、クライアント以外は誰にも注意されません。一番の敵は自分自身であり、一番難しいのは自分のやる気のコントロールなのです。

幸いなことに、真貴子さんはクライアントとの人間関係もできているため、安定的に仕事の発注はあるし、多少のことでは突然切られるということはなさそうですが……。この頃、その不安が出てきたそうなのです。

どこにいても仕事ができ、好きなように働けると思っていたけれど、進行管理担当者がいないフリーランスは、業務遂行が大変だった。

フリーランスは自由で孤独。突然切られるという不安にとらわれ、うつっぽくなり……~その2~へと続きます

1 2