恋愛&結婚 【恋とキャリアの上方修正】キャリア女子がフラれたのは、性格がキツいから?別れの真相を徹底解剖~その1~

恐ろしいほどあっけない、12年の恋の終わり

途中に危機があったとはいえ、それも乗り越え10年以上に渡って交際、そして同棲を継続していた2人でしたが、その終わりは恐ろしいほどにあっけないものでした。

ある日曜日、近所のレストランに行き、2人で夕食を済ませ、自宅のリビングでくつろいでいると、不意に浩二さんが、真剣な表情で真美子さんに「ちょっと話がある」と切り出したのです。

浩二さんは「同棲を解消し、少し距離を空けて生活をしてみてはどうだろうか。そのほうがお互いの未来のためになると思うんだ」と。

あっけにとられる真美子さんに、「俺はこのことを、この1年ずっと考えてきた。これまでの真美子の時間を奪ったことについて、慰謝料を求めるなら、それにも応じる用意がある」と。

最初は、タチの悪いジョークと思って聞いていた真美子さんでしたが、やがてそれが真面目な話だと理解しはじめると、さすがに冷静ではいられません。とにかく理由について、浩二さんを問い質すのが精一杯でした。

浩二さんの言う理由は、とにかく2人での生活が息苦しくなってきたということ。今後の仕事でのキャリアアップを考えて、もう一度1人で自分を見つめ直したいということ。そして、こんな自分と一緒にいると、真美子さんも楽しくないだろうし、そう思って自分を責めるのが苦しくなっているということなどでした。

どれも漠然としたものばかりで、真美子さんも到底納得できません。浩二さんの言う理由を、1つ1つ突っ込みの反論を入れて説得しようとするも、浩二さんはそのすべてを、拒絶してきます。ただ、真美子さんを嫌いになったわけではないということだけは、繰り返し強調するばかりでした。

突然の別れの宣告。真美子さんにとってはまったくの想定外の出来事で、まるで実感が湧きませんが、すでに浩二さんが心のシャッターを閉じてしまったことだけは、理解できたのでした。

最近の浩二さんは、家にいてもスマホとPCばかり見ていた。それを真美子さんは「仕事が忙しいんだ」と見守っていた。

理由が全くわからない突然の別れ話の真相は……~その2~に続きます。

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