恋愛&結婚 【恋とキャリアの上方修正】1000万円貢いでも、彼を信じ続けたアラサー女子の末路~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、夢を諦めたことでダメ男に引っかかってしまった女性のお話です。

その1はこちら

小学生用のドリルを使い、無学な彼に勉強を教える

大手電機メーカの経理部門で働く池田靖子さん(仮名・32歳)は、10歳年下の金髪無職の泰寿さんと交際を始めます。

泰寿さんが靖子さんの部屋に居ついてから、2か月目のある日の夜。泰寿さんは、最近はじめた塗装工場での仕事を辞めてきたことを靖子さんに切り出しました。さらに、仕事を探す交通費がないので、しばらくの活動費と合わせて3万円貸してほしいとのこと。

一瞬戸惑った靖子さんでしたが、泰寿さんを応援したい思いで、翌日、貯金から5万円をおろして泰寿さんに手渡したのです。

一緒にいる時間が長くなっていたので、靖子さんは泰寿さんに小学生用のドリルを使い、漢字や計算などを教えていました。教えながら、泰寿さんの“地頭のよさ”みたいなものに気が付き、彼に賭ける気持ちもあったそうです。

しかし、その3日後、また泰寿さんがお金を貸して欲しいと言ってきたのです。驚いた靖子さんが、先日5万円渡したことを言うと、泰寿さんはキレ気味に「あの金は困っている仲間がいたので、そいつに貸した」と言い返してきたのです。

これには、さすがに靖子さんも納得いかず、強く泰寿さんを問い詰めました。すると泰寿さんは、靖子さんの顔を平手打ちして出ていってしまったのでした。

その夜は茫然として眠れなかった靖子さんでしたが、明け方になると、翌朝になるとチャイムの音が鳴り、扉を開けると、そこには泰寿さんが涙を流しながら立っていたのです。

号泣して謝る泰寿さんを抱きしめ、靖子さんも強く言い過ぎたことを謝りました。そして、自分の財布からありったけのお金を出して、泰寿さんに渡したのでした。

それから2年間、結局泰寿さんは一度も定職につかず、お金が無くなると、靖子さんに無心するということの繰り返し。そして、靖子さんが説教めいたことを言うと、暴力を振るうというパターンになっていました。

1000万円近くあった靖子さんの貯金は、この2年間で0円になっていました。

それでも靖子さんが耐えられたのは「彼を変えられるのも、彼の面倒を見られるのも、私しかいない」という自信があったことと、彼の甘い言葉や男女関係によるところが大きかったと話しています。

しかし、泰寿さんとの交際が2年経った頃、「他の女と結婚するから、お前とはもう終わりだ」と言って泰寿さんが出ていったとき、靖子さんの自信はみるも無残に崩れ去ったのです。

母性本能が強い靖子さんは別れることができたのか?

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