恋愛&結婚 「彼は私の最大の理解者だから」既婚者の巧妙な手口に騙されるキャリア女子たち~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、キャリア女子がハマってしまう「なりすまし独身の既婚者男」との泥沼恋愛。飲食店を全国でチェーンを展開する企業に勤務する山下敏子さん(仮名・36歳)は、なりすまし独身男との恋愛に悩み、私のところにやって来ました。

その1はこちら

出張に行きまくる同棲中の恋人

仕事上の取材で出会った弘人さんは第一印象は最悪だったけれど、敏子さんの気持ちをよく理解してくれていると思える内容のインタビュー原稿を仕上げます。それをきっかけに、数回のデートを経て、付き合い始めた敏子さんと弘人さん。敏子さんは彼のフリーライターという職業柄、当然のごとく彼は独身者だと思っていました。指には結婚指輪もありません。敏子さんが「長い付き合いの彼女とかいるんじゃないですか?」とパートナーの有無を聞いた時、弘人さんは「いないですよ、そんな人(笑)」と即答。彼の収入が低くても、私に安定収入があればやっていける……そう思った敏子さんは、2人の未来に思いを馳せます。ついに先月から同棲がはじまりました。

弘人さんに外泊が多いことを知ったのは、同棲がはじまってからです。フリーライターという仕事上、出張も多いのだろう……そう納得はするものの敏子さんがおかしいと思うのは、毎回、出張の行き先を弘人さんが教えてくれないことです。

ある日、弘人さんが出張に出るという朝に、敏子さんは行先についてしつこく聞いてみところ、なぜだか弘人さんは怒り出し、そのまま出ていってしまい、それから帰ってこなくなってしまったのです。

途方に暮れた敏子さんが、私のオフィスを訪れてきたのは、弘人さんが出て行ってから3日目のことでした。

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