恋愛&結婚 婚活市場に増殖するネットワークビジネス男子の対策方法~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、今回は、婚活市場に増えているネットワークビジネス男子についてのお話です。

外資系航空会社でCAとして働く山下裕子さん(仮名・31歳)の恋人は、交際して2年になる英樹さん(仮名・28歳)。裕子さんは、今後の英樹さんとの付き合いについて悩んでいました。

その1はこちら

「特別な新ビジネスのメンバーにしてあげる」

恋人・英樹さんが「先輩」と尊敬し慕う男性は、裕子さんに「このビジネスは、とにかく日本ではまだやっている人はいない。これから大きくなります。裕子さんは英樹さんの特別なパートナーだから、特別にこのビジネスの仲間に入れるよう、今日特別な枠を設定してきました」と言います。そして、しきりに裕子さんも一緒にビジネスをやるよう勧めてくるのです。

その時、裕子さんは混乱しました。

私は勧誘されているの?英樹さんは私を騙して、勧誘の場に呼び出したの?そもそも英樹さんは私を勧誘するつもりで、付き合っているふりをしていたの?そもそもこの人達が言っているビジネスってなに?

さまざまなことが頭に浮かび、耐えられなくなった裕子さんは「体調が悪くなりました」と言ってその場で席をたち、そそくさと帰ってしまったのでした。

その晩、英樹さんからの電話で、裕子さんは自分の身に起きたことを理解しました。

「英樹さんは私と真剣に交際しているそうです。ただ、英樹さんの仕事はネットワークビジネスであり、日頃から勧誘活動をしていると言っていました。先輩から彼女を誘えと言われて断れず、あの場を設定したそうですが、英樹さんも本当は私に仲間になってほしいと思っていると言われたのです」

英樹さんが何の仕事であろうが、それについて裕子さんは英樹さんを咎めようとは思いませんでした。それでも、だまし打ちのような形を取ったことは許せません。

裕子さんはネットワークビジネスの仕組みについて調べます。彼と先輩が熱心にやっている団体は、かなりグレーなビジネスをしていることがわかりました。

「だからこそ、いくらこのビジネスがすごいと言ってもそれは認められない。それに英樹さんの収入の不安定さは変わらずで、実際にやっていることといえば、知人を勧誘することの繰り返し。これではこの先の将来のことを、英樹さんとは考えることはできません」

そして裕子さんは「しばらくそっとしておいてほしい」と言って、英樹さんと距離を取ることにしたのでした。

別れることはできないが、今の仕事のままでは結婚は難しい

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