恋愛&結婚 ダメ男&不倫リピートの背景には「毒母」がいた…トラウマを克服するには?~その2~

必要とされることと愛されることは違う

それについて深く心に傷を負った明日香さんは、自分を必要とする男性に、フラフラっと行ってしまったとのこと。

その上で新しく恋愛相手を探そうとしても、誰かを好きになるよりも前に、既婚者やダメ男に誘われると、うれしくなり恋愛関係になってしまったそうです。

明日香さんの場合、問題は2つあり、段階的に解決していきました。

まずは、母親との過去の確執の克服。明日香さんは母親の死後も、「許せない」という気持ちが残っていました。しかし、これを手放さないと、自己承認欲求に基づく恋愛をしてしまいます。これを時間をかけながら解決していくことが、改善の大きなポイントに。

これに私は大きなウエイトをかけ、半年以上かけて、明日香さん自身が気持ちを整理する手伝いをしてきました。

次に、自分から人を好きになること。これまで、言われた相手に応じるという受け身の恋愛をしていたということは、恋愛に嫌悪感があり、恋愛がうまくいかない女性にありがちなパターンです。

明日香さんには「どこか満たされない」感じがあり、そこにダメ男や、不倫願望がある既婚者が食らいついてくるのです。

これを解決するには、まずは自分を好きになることです。毎朝鏡を見て、笑顔を作ること。そして相手に自分から笑顔で話しかけること。そして、自分がいいと思った男性には「また会いたいですね」などと、軽く好意を伝える会話を心がけること。

簡単にできる行動をお教えし、それを実践してもらった数週間後。私のオフィスを訪れた明日香さんの顔は、見違えるようにキラキラと輝いていました。自信が芽生えてきたようでした。

「前からいいと思っていた、2歳年上の会社の先輩に想いを伝えられました」と。

その後、時間をかけて心のトレーニングをすることで、母親に関するトラウマ問題の苦しさも緩やかになったところで、今回の新型コロナウイルス問題がおきました。

そんな中、明日香さんからビデオ電話でよいニュースが。「先輩からプロポーズされ、結婚することになりました」と。自信にあふれた明日香さんの後ろには、堅実で優しそうな男性が私に笑いかけていました。そして彼は私にこう言ったのです。「仕事を通じて彼女の人柄はわかっていましたが、正直、高嶺の花だと思っていました。そして、これを機に、家族になろうと思います。式もなく入籍するだけですが、2人で助け合って生きます」と。

明日香さんが真面目な同世代男性との恋愛を望んでいても、なかなか叶わなかった。

賢人のまとめ

1.母親との確執が恋愛に影響することが多々ある。 2.必要とされていると感じても、愛されているわけではない。 3.軽く誘ってくるのは、遊び目的か既婚者なので要注意。

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賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/