恋愛&結婚 完璧主義と責任感は不幸の源、約束を守るより大切なこととは?~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は完璧主義で責任感が強いことが、人生に何をもたらすかというお話です。

国内大手家電メーカーの総務部門で働く太田佐知代さん(仮名・37歳)は、完璧主義のキャリア女性。彼女は恋人との関係がうまくいかず悩んでいました。

その1はこちら

恋人の言動に対して、完璧を求める

自分は恩師の通夜を断ったのに、恋人は仕事のトラブル処理のために、誕生日のディナーに行けないという。一瞬戸惑った佐知代さんは問い詰めるように言いました。

「それって正しいこと?私は恩師の通夜に行かずに、あなたの誕生日ディナーを優先したの。あなたがやったことは社会的に見ても、誰に意見を聞いても誠意がない判断であり、行動だよ」

その後、亮介さんを問いただし、トラブルが起こったのが午前中だということがわかると「だったら何でもっと早く言ってくれなかったの?」と続け、トラブルが起こった場合すぐに報告してしかるべきことなど、亮介さんをガンガン詰めます。

それに対して亮介さんは「トラブル処理で連絡どころではなかったし、申し訳ないと思っている」と返します。「トラブル処理と、プライベートの連絡は両立できるよね。私はできる」「僕はできない。電話やLINEでは気持ちが伝わらないと思って、こうして謝りにきた。そっちこそ通夜があったなら、なんでそれを相談してくれなかったんだ」。

そこに何か言い返そうとして、険悪な空気になりかけた矢先、亮介さんは「もう行かなきゃいけないから」と言って、佐知代さんを1人残して立ち去ってしまったのでした。

それから数日間、2人の間ではLINEを介して、小さな戦争状態が続いた。

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