恋愛&結婚 アラサー以上に急増する「もったいぶる系女子」の恋愛がうまくいかない理由~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は「もったいぶる系」の女子が、婚活が絶対にうまくいかない理由について解説します。「もったいぶる」とは、必要以上に重々しく気取った態度をし、お高くとまる、スカす、尊大に構える、上品ぶるなどの意味があります。
国内IT関連会社の法人営業部門で働く中村美奈子さん(仮名・38歳)は、容姿に恵まれ、素直な性格であるにも関わらず、婚活に惨敗中。

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自分のことを隠そうとする

私のオフィスで、これまでのいきさつを話す美奈子さんの声に耳を傾けていると、美奈子さんが抱える問題の原因の一つはあっさり判明しました。
念のために、私は美奈子さんに質問してみました。

「今、美奈子さんは、ある業界で働いていると言っていましたが、何の業界ですか?」と聞くと、美奈子さんは「え?言わないとダメですか?」と答えます。
「休日は何をされているんですか?」→「え?それは、ちょっと……」。
「ご出身はどちらですか?」→「個人情報的にはどうなのでしょうか……」。
「どのようなお店によく行きますか?」→「あ……いろいろ」。

このようなコミュニケーションをするキャリア女性は、とても多いです。自分のことを開示しないのです。
相手の男性にとっては、美奈子さんが何の仕事をして、どこ出身で、何が好きかなんて知りたいわけではありません。ただ、「会話のきっかけ」を求め、相手がどれくらい自分質問に対して、心を開いてくれるかを見ているのです。
美奈子さんと話していると、「とあるきっかけがあり」「あるところで見たのですが」などと、具体的な名称が出てきません。
自分のことを覆い隠すばかりで、具体的に伝えようという意図が感じられないのです。
それは、警戒心からくるものというよりも、習慣的にそうしてしまっているようでした。

人は、自分のことを隠そうとする人を、無意識に避けてしまうものです。なぜなら、自分のことを隠されると、シャッターを閉ざされて遮断されたと感じるからです。遮断されれば、気分良く思うことはありません。以後、その人に何か聞こうとか、近づこうとは思いません。

なぜ、自分のことを話さないのか

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