恋愛&結婚 もしかして浮気?彼の女友達問題、迷った時の判断基準~その1~

相手の情報を集めて、精査する

一週間後、2人は昇さんが予約した渋谷のイタリアンレストランで食事を共にしていました。

話題が豊富なだけでなく、軽快な語り口で場を盛り上げてくれる昇さん。無口な藍子さんにとっては、楽しくて充実した時間でした。あまり話すタイプでない藍子さんのことも気遣って、答えやすい質問や話題を振ってくれて、藍子さんも自分のことをいつも以上に話すことができました。

テーブルの上にデザートが運ばれた頃合いを見計らっていたのか、昇さんの口調が突然重みを増しました。藍子さんと「正式に交際したい」という申し出でした。もちろん、お互いの年齢のこともあるので、「結婚を前提にして」という言葉も添えてです。

藍子さんは驚きました。ちゃんと話したのは今日初めてなのに、まさかいきなり交際を申し込まれるとは思わなかったからです。それに、昇さんには、他に複数の女性と交際しているといううわさ話が付きまとっていました。

藍子さんの探求心は豊富です。告白された週末の2日間で、昇さんのSNSをすべて精査。昇さんは登録したものの更新しないというタイプで、ほぼ動きはありません。

そして、今日までの一週間の間に社内で昇さんの情報を収集。同じ社内とはいえ、あまり知らない男性との食事には警戒してしまいます。広報部門にいる立場を上手に使って、社内リサーチを装いつつ、昇さんの情報を調べていきます。

その結果わかったことは、昇さんは裏表がなく明るい性格で、人望が厚いということ。仕事の評価も高く、女性社員からの評判もいい。

しかし、コミュニケーションが高い男性は、女性と2人になる機会も多いもの。複数の異なる女性と食事をしたり、街を歩いていたりするところの目撃情報もいくつかありました。

そのような事前のリサーチもあって、藍子さんの昇さんに対する気持ちも冷めていきました。

藍子さんは、「今日は御礼を言いたくて来ました。今まで、自分の仕事を褒められたことがなく、見てくださったことが嬉しくて。それが私の気持ちです」と。わかりにくいですが、断りの要素を含んだ返事でした。

しかし、昇さんは「これからもずっと見ているよ!お互いのことはまだよく知らないけど、これから知っていけばいい」と嬉しそうな顔です。交際をOKと捉えたのでしょう。

戸惑う藍子さんは、明るい昇さんに押し切られるように、交際に踏み込んでいったのです。

しばらくしてから、藍子さんは昇さんの交友関係について不安を抱くようになります。なぜなら、彼女はかつて交際相手の女友達関係に悩まされた過去が2回もあるのです。

仕事ができることは、恋愛では需要はないと思っていた藍子さんですが……。

社交的な彼氏の女友達はただの友達?浮気相手?自分が本命かどうかを見極める方法は……?~その2~に続きます

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