恋愛&結婚 「ぐいぐい押してはダメ」心の病を抱える恋人を支えるためのヒント~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、「強い女性は、問題を抱える男性を好きになり、なぜか相手を追い込んでしまう」という実例を紹介していきます。

リーダーシップがとれるバツイチの男性

超大手ネット通販会社でシステムエンジニアとして働く、水口あかりさん(仮名・32歳)は、交際して1年目の洋さん(仮名・35歳)との今後の付き合い方について悩んでいました。

洋さんも、同じ会社で働く先輩プログラマーです。以前にあかりさんがメンバーとして関わったときのプロジェクトリーダーで、真面目で仕事熱心。そして同僚への気配りがよくできる、誠実なタイプです。過去に一度結婚していますが、今は離婚して独身だとのこと。

プロジェクトの進行にあたって、あかりさんとの接点も多く、お互いに独身だったこともあって、打ち合わせを兼ねてのランチや仕事帰りの食事などを重ねていくうちに急接近します。

やがて、プロジェクトの終了に伴う打ち上げパーティーの帰り際に、あかりさんは洋さんに告白します。あかりさんは洋さんの「しっかり者なのにちょっと弱いところがある」ところに、宿命的に惹かれたのだとか。洋さんは「しばらく考えさせてほしい」と言ったものの、あかりさんに押し切られるようにして、それから2週間後に交際がスタートしたのでした。

会社が同じとはいえ、部署も違うため、プロジェクトが一緒にならない限り、社内で顔を合わせる機会もそうそう多くはありません。しかし、それが二人にとっては適度な距離感となり、仕事を離れた際には一緒に楽しい時間を過ごせるのでした。

そんな二人の関係に、暗雲がたちこめはじめたのは、交際して10か月目くらいのことです。あかりさんが仕事のことで洋さんに聞きたいことがあり、洋さんに社内チャットでメッセージを送ろうとしたときでした。

洋さんはこの数日間、会社に来ていなかった

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