恋愛&結婚 スピード婚で地獄を見た、義母からの侮辱と義実家の支配…子連れで逃げる最短方法は?~その2~

家事は分担・経済的負担も折半というのが最初の取り決めだった

亜由美さんは爆発しそうになる感情をグッと抑え、冷静に「なら私もあなたに言いたい。家事も経済負担も折半しようと言ったのに、あなたは何もしていない。それに実家の近くに住もうと強引に押し切ったのはあなただ」と陽介さんに伝えます。

すると、陽介さんは「なんでも俺の責任かよ。お前は母さんに比べて、母親失格だな」と言うのです。

その瞬間、亜由美さんがこれまでに陽介さんに対して、ぼんやりと抱いていた違和感の正体が明らかになりました。それは、陽介さんは妻の意見より、母親の意向を優先すること。結婚式場や新居を決める時も、亜由美さんよりも母の意見を優先していました。

考えてみれば、娘が生まれてから陽介さんの実家近くに住むことになったのも、陽介さんの母親の要望なのでしょう。

義母にとって、孫と息子がいればよく、亜由美さんは生活費の半分を出す家政婦。それに気づかず、何千万円ものローンを組んで、義実家の近くに家を買ってしまった亜由美さんは、大きな蜘蛛の巣にからめとられていたようなもの。その事実に気づき、愕然とします。それと同時に、陽介さんへの愛情が急激に冷めていくのがわかったのです。

愛情が冷めてしまえば、次への切り替えも早いもの。亜由美さんは、どうすれば陽介さん親子から、娘を連れて離れられるか、ということを考えました。

しかし、今の時点では夫婦間に、離婚事由に相当しそうなことはありません。

それに、少なくともこれまで家族だった陽介さんと、訴訟沙汰を起こしたくはありません。そこで、何か良い方法はないか、と亜由美さんは私のオフィスを訪れてきたのです。私は「もう少しだけ我慢して、今の生活を続けてみてください」とお伝えしました。

マザコン男は浮気をする確率が非常に高い

1 2 3