恋愛&結婚 のめり込んだら人生台無し!“サイコパス男子”から逃れるためには?~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は急増する“サイコパス男子”との恋愛について。ダメ男以上の“サイコパス男子”にハマるのは、ハイキャリア女性に多いようです。しかも、ここ数年、相談を受けているのが、マンションを購入して、生活が安定しているように見える女性が圧倒的多数。そのうち、9割が長女という特徴があります。中には、サイコパス男子に貢ぐために会社のお金を横領したり、性産業で働くことになってしまった元キャリア女性もいるのです。なぜ、そこまでのめり込んでしまうのか、サイコパス男子の愛情の泥沼から脱出する方法を解説していきます。

都内の美容院チェーンに勤務している嶋田真紀さん(仮名・35歳)は、交際して1年になる謙一さん(27歳)の支配と依存、暴力に悩んでいました。

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過去、交際した恋人が、全て“サイコパス男子”だった

私は、真紀さんに過去の恋愛について伺いました。

謙一さんと交際する直前に交際していた元美容師の恋人・洋平さん(仮名・31歳)と別れた理由は、洋平さんが窃盗で逮捕されて有罪判決を受け、収監されたからだと言います。私もまさか、犯罪の話が出るとは思いませんでした。

真紀さんは、「洋平には、虚言癖があり、嘘を指摘すると烈火のように怒って私に暴力を振るいました。終わると、私に泣いて詫びる。金回りがよかったので、私にお金をせびることはありませんでした」と淡々と語ります。

洋平さんも目が覚めるような美男子で、周囲から別れるように言われても、真紀さんは頑なに別れませんでした。しかし、ある日の朝、真紀さんの家に警察がやってきたことで目が覚めたのです。

警察の話では、洋平さんは、早朝の飲食店に忍び込み、金庫から金を盗んでいたところを逮捕されたそう。

「私も初めて知ったのですが、彼は常習犯で、過去にも窃盗で有罪判決を受けており執行猶予中だったんです」と言うのです。さすがの私も驚きましたが、真紀さんは動じません。

真紀さんが交際したのは、過去6人。全員の共通点は、びっくりするほどのイケメンであることと、DVと依存を繰り返す無職男子だということ。

父親がマンションの購入をすすめたのも、真紀さんが危なっかしいことを見かねたからだそうです。でも、今回、謙一さんのことで、ようやく「私は間違っているかもしれない」と思ったそうです。

「謙一、出会った時はホントに優しかったんです。彼が傷害事件を起こしたときも、事故のようなものだと思っていました。相手のご家族に謝罪して、警察にまで行って……でも法律上は夫婦じゃないから、何をしても認められないんです」

そんな真紀さんが私のところに来たのは、謙一さんと別れることと、サイコパス男子ばかりに惹かれる体質を改善するため。

「今まで謙一のことを愛していましたが、昨日、浮気が発覚しました。私が渡したお金でデートして、私のベッドに見知らぬ女性を連れ込んでいたのです。帰宅したら家じゅうが酒臭く、ベッドを見たら裸の男女が寝ていました」

それでも「俺は真紀を愛している。真紀だけが家族だ」そう言ってくる謙一さんのことを、この先信じるべきなのかどうか……真紀さんは揺らいでいるようでした。

自傷行為をするかのように、人の世話を焼いてしまう

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