恋愛&結婚 仕事を取るか、結婚を選ぶか……酒蔵御曹司と恋をしたキャリア女子が最後に出した決断~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は未だに多い「仕事か・結婚か」と迷う女性の実例を紹介します。女性側がキャリアを諦めるケースが多いのも事実です。あなたが迷った時の参考になれば幸いです。

地方の超名家出身の彼と結婚観が相違

国家公務員として、ある省庁に勤務をする三屋夕子さん(仮名・32歳)は、2年前に大学生の頃から付き合った恋人の洋司さん(仮名・32歳)と別れてしまったときの傷が、いまだ癒えずに苦しんでいました。

別れた原因は、結婚に対する考え方の相違です。

優子さんは「子どもは要らない。結婚は40歳ごろにすればいい」と思っていました。

一方で洋司さんは「子どもは2~3人欲しい。結婚は20代のうちにしたい」と思っていました。なぜなら、洋司さんは、地方の酒蔵出身で、地元でも有力な企業。長男なので、稼業を絶対に継がねばなりません。

東京生まれの夕子さんと、地方の名家出身の洋司さん……2人の出会いは、大学時代のサークル活動でした。洋司さんの実家は、代々名門大学に長男を通わせて、人脈を作ることが“家に課されたミッション”でした。名門大学は大学から入学しても意味がないとされており、洋司さんは中学生時代から付属校に進学して、進級したそうです。

「彼は、女性に対する警戒心や恐怖心が強かったです。女子校育ちの私も異性が超苦手。お互い、交際経験ゼロだったのですが、好きな少女マンガの話題で意気投合し、そのまま一緒に過ごすようになったのです」

二人とも奥手であったので、大学1年生の時に出会ったのに、交際までに2年かかったそう。

「交際が始まってからは、穏やかな毎日を過ごしていました。“好きでたまらない”という時期もありましたが、それ以上に信頼できる関係性が大切だと思っていました。

国家公務員として、ハイキャリアの道を進む

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