恋愛&結婚 アラフォー婚活の罠は“不倫”と“余裕”…不倫女子が1か月で彼と別れ、理想の結婚ができた理由~その1~

出会いは多くとも、結婚には発展しない

続いて、婚活アプリに登録。登録直後から、ひっきりなしに男性からアプローチメッセージが届き、そのうちの何人かと実際に会うも、全く進展しません。

同時期に、お見合いパーティーにも頻繁に参加してみましたが、行くたびにカップル成立となるものの、実際の交際には発展しません。

晴美さんは、特別に、相手にそれほど高い理想を抱いているわけではありません。

「私が稼ぐので、相手に年収を求めませんし、“普通の男性”でいいんです」

晴美さんの考える普通とは、定職があれば年収200万円程度でもいい、毎日風呂に入る、中肉中背、相手の話を聞ける……などなど。学歴や容姿については、求めていませんでした。

婚活をはじめてから1年ほど経った頃、大手の結婚相談所にも入会しましたが、これもうまく結果に結びつきませんでした。

担当者が親身になって、相談に乗ってくれて、多くの男性を紹介してくれるのですが、うまく春美さんとマッチングせず、結局、入会してから半年で休会してしまっています。

あらためて周囲に目を向けてみると、同僚や友人、仕事仲間など、自分と同年代の女性たちが、結婚し、子育てをしています。

「私だけぜ結婚できないのか。自分には何か致命的な欠陥があるのではないか」と自問自答を繰り返します。

これまで自分のスペックには自信を持っていた春美さんも、さすがに自信を失いつつあります。自分には、結婚そのものが不向きなのではないか。仕事だけやっていればいいのではないか。そんな思いにも駆られたことは少なくありません。

仕事を通じて知り合った、孝二さん(仮名・40歳)に食事に誘われたのは、晴美さんが結婚に自信を失いつつあった時期でした。

孝二さんは広告代理店の営業課長で、小綺麗な身だしなみに、細かいことによく気が付く紳士タイプの男性です。最近、仕事で関わる度に、晴美さんの元気がなかったことを気にかけて、気晴らしにと食事に誘ってくれたのです。いつも左手の薬指には、指輪はありません。

グラスを傾けながら、自分の不甲斐なさを嘆く晴美さん。そのすべて受け入れるように聞きつつ、晴美さんがいかに女性として価値が高いかを語り、フォローしてくれる孝二さん……酔いと疲れもあったのかもしれません、杯を重ねるごとに、晴美さんの気持ちは、孝二さんに傾いていきました。

そして、その夜、二人は晴美さんのマンションへ。男女の関係になり、帰り支度をする孝二さんの姿を見た春美さんは、そこで衝撃の事実を知ることになります。

シャツを着てネクタイを締め、ジャケットを羽織った孝二さんは、ジャケットのポケットから指輪を出して、それを自分の左手薬指にはめたのでした。

「一体どういうこと? 結婚してたの?」驚いてそう聞く晴美さんに対し、孝二さんも驚いたように聞き返してきました。「え? そうだよ。知ってるよね?」と言ったのです。

仕事中は「邪魔になるから」と指輪を付けないという既婚男性は少なくない。

不倫は互いに無責任でいられる……ラクであり、楽しいからこそハマっていく~その2~に続きます。

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賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/