恋愛&結婚 アラフォー婚活の罠は“不倫”と“余裕”…不倫女子が1か月で彼と別れ、理想の結婚ができた理由~その2~

割り切った楽しい関係に、愛はなかった

晴美さんは孝二さんとデートを重ねます。2人は仕事の話もできて、経済的にも対等で、とても楽しい。

孝二さんの妻は、仕事に育児に忙しく「恋愛は家庭に持ち込まないで。私にバレなきゃ何をしてもいいから」というサバサバした女性で、不倫を公認しているそう。

平日の夜の数時間会う、割り切った恋愛で「今が楽しいならそれでもいい」と思っていたものの、不安やさみしさはつきまといます。

コロナ禍で孝二さんと会えなかったこと。そして、外出が許容されてデートをしても、2人で同じ時間を過ごした後、孝二さんが父親や夫の顔をして、妻子が待つ家に、必ず帰っていく姿……それを見るたびに、心が締め付けられたそうです。

晴美さんは、自分の人生をどうしていいかわからない。私のオフィスに来て、「本当にこれでいいのでしょうか」と問いかけてきました。

婚活の場合、“市場”の状況を知ることから、戦略を立てていきます。

晴美さんは“普通の男性”を望んでいる。しかし、ここ10年ほど、結婚に適している男性は激減しています。結婚に適する“普通の男性”とは、定職と共感力と清潔感がある男性です。年収や容姿などのスペックは除外して考えても、少ないです。こういう男性は、20代のうちに結婚しており、アラフォーからの婚活がとても厳しい。

この事実を伝えると、晴美さんは「孝二さんも26歳の時に同僚と結婚したと言っていました」とハッとした表情をします。

「私の婚活がうまくいかないのは、本気度が足りず、刹那的な不倫に逃げる弱さがあったからですね」と肩を落としました。

私は「婚活はとても大変です。本気で婚活に取り組まなければいけない辛さから、不倫相手に癒しを求める女性はとても多いです。ですが、今からでも結婚する方法はたくさんありますよ」と伝えました。

その方法は、ずばり精神論です。婚活は、強い引き寄せ力を発動させる必要があるので、本気で取り組まねばならないのです。

全ては婚活最優先。「普通の人に出会えたら……」というふんわりした考えではなく、「何が何でも、半年以内に出会い、そして結婚する」という意思が必要。

晴美さんは、「頑張ります。半年頑張って、それでもダメなら、悔いはないでしょう。半年間、全力投球します」と力強い目で語り、その場で孝二さんに別れを告げ、LINEをブロック。

「孝二さんとは、この4か月間、濃密に交際して、互いに愛し合っていると思っていました。実は妻と離婚するのではとも思っていましたが、“わかった、ありがとう”であっさり終了。不倫って虚しいですね」と目に涙を浮かべながら、過去と決別した晴美さん。

そしてすぐ、婚活戦略を立てました。“なりすまし既婚者”が多いアプリや紹介は避け、大手結婚相談所1本に絞ります。アドバイザーの言う通りに、女性アナウンサーのような服とメイクでプロフィール写真を撮影。1か月で8人の男性に会ったそうです。

その1か月後、晴美さんから、明るい声で電話がかかってきました。

「結婚相談所に紹介された同じ歳の国家公務員の男性から、真剣交際の申し出を受けました」と声が輝いています。

「彼はバツイチですが、子どももいません。考え方と育った環境も似ています。本気になると違うんですね。今までの2年間はなんだったんだ……と思います。お互いに結婚する前提で、交際を始め、今は幸せです」

アラフォーにかぎらず、「普通の男性」というのは、驚くほど少なく、婚活市場にはなかなか出てこないという。

賢人のまとめ

1.アラフォー女子の婚活に必要なのは本気の度合。 2.アラフォーの“普通の男性”の多くは結婚している 3.大人のキャリア女性にとって、不倫は楽でハマりやすい。早期撤退が大切。

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賢人プロフィール

恋愛・キャリアの賢人小川健次

恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/