恋愛&結婚 急増する「LINE未読・既読スルー恐怖症」その傾向と対処法~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回、紹介するのは、LINEの既読・未読スルーが許せないキャリア女性のお話です。「LINEのレスが遅い」という一点だけで、せっかくのご縁をスパッと切ってしまう人があまりにも多い。LINEをスルーする男性の本心と共に解説していきます。

インターネット通販会社でバイヤーとして活躍する山本芳美さん(仮名・31歳)は、10年愛の失恋から立ち直り、現在は誠実な4代目社長・雅治さん(仮名・36歳)といい関係になっているとのこと。

【その1はこちら

作業着で現れた恋人に惹かれてしまう

雅治さんと芳美さんとの出会いは、マッチングアプリでした。LINEのレスが早く、雅治さんと頻繁にやり取りを重ねても、不安になることは一切ありません。2人でデートを重ねるうちに、飾らない人柄にどんどん惹かれていったといいます。

「土曜日にデートの約束をしたんです。待ち合わせ駅の改札口に現れた雅治さんは、作業着でした。“どうしても外せない仕事があったけれど、どうしても会いたかった。遅刻もしたくなかったし”と会いに来てくれたんです」

作業着なので、予定を変更しドライブに。鎌倉までクルマを走らせながら、お互いの話しをしたそう。

芳美さんは雅治さん仕事への真剣さと、明るく飾らない人柄に心奪われてしまったとのこと。その日に、雅治さんから正式な交際の申込みがあり、芳美さんはそれを快諾。その夜、2人は雅治さんが幼いころから泊りに来ているという、鎌倉のホテルで一泊。愛情に満ち足りた気持ちで朝を迎え、前の彼にえぐられた心の傷がすっかり治ったことがわかったそうです。

「このまま順調に雅治さんと、穏やかで長い付き合いをしたいと思っていたのですが、最近は不安になることだらけなんです」

芳美さんが、違和感を抱き始めたのは、雅治さんと一夜を過ごした翌日からの事でした。それまではLINEを送っても、すぐに返信をしてくれていたのに、日を追うごとに遅くなっていったのです。

おまけに、デートの約束をしようにも、仕事が忙しいようで、なかなか約束を取り付けることができず、会うことさえままなりません。

2人で鎌倉のホテルに泊まった翌週に、芳美さんは、雅治さんの実家に招待され、母親と2人の妹夫婦を紹介されました。

「彼の仕事は忙しいとわかっているので、嘘をついているわけではないことは、わかっています。でも、レスがないって不安になるし、許せないんです」

恋人は、あなたの部下ではない 。「LINEくらいはすぐに返せるだろう」という思い込み

雅治さんのLINEのレスはますます遅くなります。

芳美さんは、「仕事が忙しいにしても、LINEくらいはすぐに返せるだろう。デートの時間だって、今までは作ってくれていたではないか」と考え始めると、そのことで心の中がいっぱいになってしまいました。

その結果、芳美さんは「そうだ。雅治さんはもう私のことが好きではないんだ」という結論に達してしまったのだそう。

私のオフィスに来て、泣きながら「私のことを本当に好きでいれくれるなら、LINEの返信はすぐにしてくれるし、会う時間もとってくれるはず。そうしないのは、私のことを好きではないに違いない」と、強い瞳で語っていました。

私が「恋人に対してこまめにケアをしない男性は多いです。今までの彼が特別だったのです」と言うと、「愛しているなら私の指示に従うべきです」とキッパリと言います。

私は「恋人はあなたの部下ではありません。もう少し気長に判断してはいかがでしょうか」と伝えました。

その場では「はい。もう少し気長に待ちます」と言ったものの、自宅に帰ると芳美さんは恋人に裏切られた悲しい思い出がよみがえってきてしまったそう。

「もう、これ以上私は悲しい思いはしたくない。やはり私は愛されないし、私を愛してくれる人はいない。このまま雅治さんにも嫌われて、別れを切り出されるくらいなら、いっそ私のほうから別れのメッセージを送って終わりにしよう」

そして、意を決して、別れのメッセージを雅治さんに送ってしまったのです。

別れのLINEを送ったことを、翌日に大後悔する

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