恋愛&結婚 家事・育児丸投げ夫と離婚し、不倫相手と結婚したいキャリア女性の暴走~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は働く母がハマってしまいがちな、不倫の罠について。コロナ禍以降、不倫の相談は増えており、その問題の根底をひも解いていきます。

専業主婦になってほしい夫と、働きたい妻

フリーのメディアプロデューサーとして活躍する牧本美鈴さん(仮名・38歳)は2歳の娘がいますが、精力的に仕事をしています。彼女は20代前半までモデルの仕事をしながら、タレントとしてテレビで活躍することを夢見ていましたが、26歳になって限界を知り引退しました。

引退直後のキャリアを考えていたときに、有名大学卒であることに目をつけた、PR会社社長の女性が、ビジネスパートナーとして美鈴さんに白羽の矢を立てます。

その美貌、明るさ、賢さ、人脈……それらがすべて生きるPRの仕事の面白さに気付き、女性社長と二人三脚で、会社を大きくしてきました。

美鈴さんが33歳のときに、人生を変える大きな出会いがありました。精密機械会社の2代目社長・純一さん(仮名・当時35歳)に一目ボレされたのです。美鈴さんは熱烈に求愛され、交際をスタート。それから3年目、娘を授かったことを機に結婚したのでした。

純一さんは「専業主婦として家を守ってほしい」と言われましたが、美鈴さんはそれを断ります。

「絶対に仕事を辞めないというのが、私の結婚の条件でした。子供を持ち出して“仕事を辞めて欲しい”という夫に対して、イライラし始めたのは、ちょうどこのころです」

娘が生まれてからも、それが変わらず、家事も育児も大変でした。純一さんは一切の手助けをしてくれません。それでも美鈴さんは一生懸命頑張り、娘を2歳まで育てたのです。

「2歳になると、娘は熱も出さなくなり、落ち着いてきました。しかし、その頃から私と夫の間に、見えない距離が広がっていたのです」

かつて私を口説いた男が、熱心に言い寄ってきた

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