恋愛&結婚 夫のスマホは見る?見ない? 見知らぬ女性から送られた、大量のLINEメッセを見てしまった……~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、夫のスマホを「見るか・見ないか」問題。浮気などの男女問題については、真面目な人ほど深刻にとらえてしまいがち。都内の食品会社に総合職で勤務する岸田由香子さん(仮名・34歳)は夫・憲彦さん(仮名・35歳)が浮気をしているであろうLINEを見てしまいます。それを同期の拓哉さん(仮名・34歳)に相談します。

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「ずっと由香子が好きだった」と耳元で言われた

拓哉さんはひたすら由香子さんの話を聞き、解決策も教訓も特に言いません。「大変だったな」「ユカはえらいなあ」と繰り返すのです。

由香子さんの気持ちが落ち着いて、スッキリして店を出たのが夜8時。

拓哉さんは「もう店も開いていないし、近いから、俺の家に来る?」と言います。しばらく迷ったものの、「長年培った友情もあるし……」と拓哉さんの家に行きます。

有楽町からタクシーで近い、隅田川が美しく見える新しいマンションです。

拓哉さんは、「俺、このマンション買ったんだよね。大好きなユカは、さっさと人妻になっちゃうし、一生独身かな、と思ってさ。ずっと大好きだよ」と由香さんを抱きしめてきたのです。

このまま流れに身を任せてしまっていい。酔いの勢いもあって、半ば自暴自棄になりかけていた由香子さんの心に、ギリギリのところでブレーキをかけたのは、夫・憲彦さんの不器用な笑顔でした。

憲彦さんは誠実な人です。地方都市の質実剛健な家庭で育ち、両親もすがすがしい人柄です。男兄弟ばかりだったから女性の扱いを知らない。なんでも直球にぶつかってきて、誠実に対応する。拓哉さんのようにスマートにできないところに、由香子さんは惹かれたのです。

由香子さんは、「ごめん、ごめん。私も弱っていたから、流されちゃった。ごめんね、マジで」と言って、玄関を出ます。拓哉さんは由香子さんを引き留め、もう一度抱きしめて、耳元で「ずっと好きだったんだ」と言いましたが、振り切って出てきたのです。

しかし、家に帰ってきたら、夫・憲彦さんはいない。「このまま離婚して、拓哉と結婚しようかな」と思ったそうです。

私はどうすればよかったのだろうか……

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