恋愛&結婚 彼にお金を貸す?貸さない? コロナ禍で増える恋人間借金問題の予防策~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、交際している男性にお金を貸してしまうのは、アリかナシかという問題について。恋人にお金を貸し、悲しい思いをしている女性は多く、その“ありがちな結末”と予防策についてお話します。

高級ブランドの顧客リストに入るも、心は満たされない

外資系証券会社で働く里見亜矢子(仮名・36歳)さんは、恋人・博之さん(仮名・24歳)との連絡が最近途絶えていることに悩んでいました。

幼いころから勉強とスポーツに打ち込んだ亜矢子さんは、都内の有名私大を経て、国内メガバンクに就職。ヘッドハンティングによって外資系不動産投資会社に転職してから、現在の仕事へ。高級外車を乗り回し、湾岸エリアのタワマンを何部屋も所有する“勝ち組”女性です。

しかし、華やかに見える亜矢子さんの生活の実態は、極めて過酷なものです。早朝から深夜まで仕事に追われ、常に数字による結果だけを求められる日々。数か月前までは、良い成績を残していた同僚が、結果が出なくなった途端に、即日で会社を追われるようになるさまを、間近で見せつけられてきました。

そのストレスもあり、高級ブランドの服やバッグ、クルマを買いまくり、顧客だけの特別なレストランに招待され、恭しく扱われても、心は満たされません。お金を使えば、ますます稼ぎを増やさなければというプレッシャーを感じる悪循環にハマっていました。

そんな亜矢子さんにとって、唯一心を落ち着かせることのできる、安らぎの場所が、自宅マンション(賃貸)の近くにあった、小さなバーでした。

はじめて訪れたのは数か月前。仕事で疲れ、深夜にタクシーで帰宅する途中、たまたま看板が目に入ったこともあって、タクシーをその場で降りて店に入ったのです。

そして、その店で店長兼オーナーを務める博之さんに出会ったのでした。バイトの学生と3人で回している、活気のある店でした。庶民的な店にあまり入ったことがない亜矢子さんにとって、見るものすべてが新鮮だったのです。

冷凍フライドポテトのおいしさに、胸が熱くなる

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