恋愛&結婚 年収1千万円アラサー女子、稼いでも稼いでも満足できなかった本当の理由~その1~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、仕事は即断即決、恋愛はズルズルと沼にハマる女性が、ダメ体質から脱出するまでを紹介します。

俳優としての才能に見切りをつける

コロナ禍前までは、フリーの司会者として大活躍していた江島美咲さん(仮名・33歳)は、20代の頃は女優を志していました。

偏差値が最高レベルの私大の演劇研究会に所属しているころから、アルバイトでテレビドラマの端役などに出ていました。

ギャラが余りにも安かったので、大手新聞社に勤務する父に相談しながら、自らギャラ交渉するように。卒業する頃には、学費も自分で払えるまでになっていたそうです。その後は、俳優の仕事に加え、ナレーション、ローカルテレビ局のCM出演などにまで幅を広げましたが、26歳のときに自分の才能の限界を感じてIT関連会社に就職。

そこで、営業のノウハウを得つつ、MCとアナウンスの専門学校にスクーリング。29歳の時に、会社を辞めて、司会業へと転身したのでした。

「俳優として限界を感じたのは、若くなければ売れないと思ったから。司会業の現場では、“無味無臭の優等生”という、私のような需要があることがわかったのです。企業の発表会需要が主でした」

美咲さんは、顔が小さく、目が大きい愛くるしい顔立ちです。持ち前の積極性と自信、お嬢様育ちならではの清潔感と明るさ、確かな技術で企業の広報担当者らの信頼を得ます。

株主総会や新商品発表会などのイベントのレギュラーの仕事が多数入り、フリーランスながら、年収は1千万円を突破。最も多かった年は4千万円を稼いだそうです。

コロナ禍で状況は一変……

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