恋愛&結婚 不安になったアラサー女子がやりがちな“鬼LINE”と“長文LINE”が別れの原因に~その2~

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、アラサー女子が送りがちな「深夜の長文LINE」について。これが恋愛に与える大ダメージについてお話します。

大手広告会社で働く梅沢美樹さん(仮名・35歳)はルックスも美しく、仕事もできて気さくな性格。モテるのになぜかいつも交際は短期で終了。今、同じ年で、交際2年になる公務員の聡志さんとの関係に悩んでいます。

【これまでの経緯は前編で】

忙しくても5分程度の時間はあるだろう

多忙な二人ではありましたが、それぞれの仕事を行い、週末はのんびり過ごすというペースで2年間を過ごします。聡志さんの穏やかな性格もあり、一度もケンカをしたことがなかったとのことです。

月日は流れ、結婚を考え始めたころに、コロナ騒動が世界中を席巻しはじめました。

美樹さんが担当していたイベント関連のプロジェクトは軒並み中止。仕事は在宅ワークへと切り替わり、未来に対して不安ばかりが募りはじめます。

聡志さんは、公務員としての仕事に追われ、何日も自宅に帰れない日が続くようなってしまいました。

美樹さんは「5分でいいから会いたい」と言っても、「気持ちの余裕がないから待ってくれ」と返信が来ます。

それなら電話やLINEで、と思っても、聡志さんも精神的に辛い状況のようで、とても美樹さんにかまっていられませんでした。

社会が変わっていく不安、聡志さんに会えない寂しさ……そんな思いが募るうちに、美樹さんは「いくら忙しいからって、聡志さんが本当に私のことを愛しているなら、仕事に関係なく、不安な私に会いにくるのは当然なのではないか」と思い詰めるようになります。

これは、諸説ありますが男性脳と女性脳の差……といいますか、長年のカウンセリング経験から、男性は1つのことに集中すると、ずっとそのことを考えてしまう傾向があると感じています。

“5分でいい”と言われても、その予定を立て・時間を確保し・約束の時間に実行する労力は大きく、追い詰められるほど、仕事以外のことに時間を使うことを避けようとする人も少なくありません。特に仕事がデキると言われている人に、その傾向は強いです。

一方、美樹さんは「LINEくらいしてくれてもいいじゃないか。そうしないのは、私のことを愛していないか、コロナ禍を理由に他の女と会っているに違いない。そもそも、それなりの家柄で育った私のことを大事にしないのは、やっぱり聡志さんの実家や家柄にも問題があるのでは」と自分を優位に立たせて、相手を貶める思考のループにハマりました。

これに入ると、完全に自分を見失ってしまいます。

これらのことを長文のLINEに書き、聡志さんに送信してしまったのです。今までの恋愛の終焉と全く同じパターンといえます。

私は、美樹さんに「長文のラインを送信するのはせめて翌朝にしてください」と何度も言ったのに、不安と怒りという感情に、理性が飲み込まれてしまったのです。

【彼からは「わかりました。今までありがとうございました」と返信が来る】

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